<   2005年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧

ヒドゥン


近所の古本屋で買ってきたDVDで、ひさびさに見た。
大好きな映画なので、見るのは5.6回めだろうか。

やはり、大傑作である。
また、感動したので、書き記しておこう。

スジを説明すると・・・。(ネタバレ。注意)

 銀行強盗でたくさんの人を殺し、警察とのドハデなカーチェイスの果て、
大怪我して、死にそうな極悪犯人。
実は、体内に毛虫みたいなエイリアンが寄生し、その人間を
操っていたのだ。
 この悪玉エイリアン、人殺しが大好きで、
フェラーリが好き、ヘビメタが好き、スケベな衣装のネーちゃんが好き
という、わかりやすい、極悪なキャラクターで、次々と寄生する人間を
乗り換えていくのだが、寄生された人間は、みんなそういうメタルな性格に
なってしまう。
 だから、すぐにばれるのだが、おかまいなしで、悪事を働いてゆく。
 いっぽう、時ならぬ殺人事件の連続で大わらわの地元警察に、
能面のような顔だちのFBI捜査官が現れる。
 謎めいた彼は、地元の骨太な刑事に「今回の事件の真相を知っている。犯人を
つかまえるから、協力してくれ」と言う。骨太刑事は怪しむが、FBI捜査官が
なにか決定的な情報を持っているようにみえたのと、その奇妙に無垢な性格が
気に入ったので、だんだんと良いコンビになってゆく。
 追跡がすすむ。突然殺人犯になったストリッパー(悪玉エイリアンが寄生)が
マシンガンぶっぱなして、大暴れするが、ついに刑事コンビに追い詰められ、
絶体絶命。しかし、ギリギリのところで、逃がしてしまう。
 「なんだ! あの化け物は。何発銃弾くらっても死なないストリッパーなんて!
正体は何だ!お前、かくしてないで、言え!」「言っても信じないから、言えない」
「ふざけるな! こいつを逮捕、留置しろ」
 刑事があちこちでFBI捜査官のことを調べると、どうやらニセモノ。しかも、死んだ
はずの男だということがわかる。「何ものなんだ!あいつは!」
 まんまと逃げおおせた悪玉エイリアンは、こんどは反撃だ! とばかりに
警察署長に乗り移り、武装して、警察で大暴れ。「FBIのあいつを出せ!
ぶっ殺してやる!」極悪でおおざっぱな性格が大爆発。
 こうして、警察署内での大立ち回りがあり、その果てに、刑事は真相を知る。
 FBI捜査官は正義の警察官宇宙人で、悪玉エイリアンに妻と子供、仕事の相棒を
殺され、その敵討ちに地球に来たのだ・・・と。
 刑事とFBIは、ふたたび極悪署長を追い詰めるが、エイリアンじたいは別の刑事に
乗り移り、逃げてしまう。
 悪玉エイリアンが、最後のテだ! とばかりに考えたのが、次期大統領候補に
乗り移り、自分は絶対安全なところで、世界を滅ぼそうとすること。
 刑事とFBIがそれに気がつき、阻止しようとするが、刑事は瀕死の重症を
負わされ、エイリアンは大統領候補に乗り移ってしまう。
 かくて、絶対的に優位な立場にたった悪玉に、FBI捜査官(正義の宇宙人)が
たったひとりで勝負を挑むことになる・・・。

 スジを書いていてわかるのだが、この映画のあらすじは
完全に刑事ドラマもしくは西部劇あるいはヤクザ映画・・・活劇である。
  刑事コンビがぶつかり合いながら、犯人を追い詰めるが、
かえって窮地においこまれ、片方が死にそうになる。
で、主人公は勝ち目のない戦いを・・・というものだから。

 魅力の要素は山ほどあり、それが活劇の大筋にうまくからまっている。
1. ためらいがまるでない、鉄砲うちまくりの大量殺人。(ターミネーター)
2. なにもかもぶち壊す勢いの高速カーチェイス。パトカー大量破壊。
  (ブルースブラザースと同じ)ただし、こういうのは、
  最新映画のほうが迫力はやっぱ凄いです。
3.  グログロなエイリアン乗り移りシーン。スプラッター。CGじゃない。SFX。
4. 欲しいものは、人殺しをして、簡単に手に入れる・・・一種の爽快感。
5. エロエロなストリッパーがエロな踊りを披露。
6. エロな姉ちゃんが、半裸の格好でおっぱい揺らしながらマシンガン撃ちまくる。
  ・・・アンディ・シダリスのD級映画みたいなサ−ビスシーン
7. もっとも攻撃しにくいだろうと思える警察署に一人で乗り込み、豪快に
  おまわりさんを殺しまくる。・・・警官がたくさん死んじゃう映画は、それだけで
  なんとなく警官に反感を持ってる大衆はうれしかったりする。(ターミネーター)
8. バディ(相棒)ムービーそのものの魅力。確執と和解。理解と誤解。
  気に入らないやつのことがだんだん理解できて、友達になるが、喧嘩。
  でも、そのまま死んじゃう。後悔先に立たず。西部劇によくある。
9. 悪の大統領(候補)。それにテロを挑む、たった一人の孤独な男。
  (デッドゾーンみたいな)
10. オチのシーン。人類愛。自己犠牲みたいなもの。
11. やたらにかわいい、ロリコン趣味まるだしの少女。
12. 見るからにアンドロイドみたいな、人間ばなれしたカイル・マクラクランの
   端正な顔だち。子供みたいな無垢な振るまい。スバラシイ。
   ツインピークスのクーパー捜査官に直結する魅力。
13. 成熟した男性。たくましい親父。頼りになる兄貴と言う感じの骨太刑事。
   ガテン系の魅力が。
14. 人間の中身がすりかわるという、古典SFか、忍者もの、あるいはドラえもん
   みたいな、稚気のある「不思議さ」、ワンダー。

 まあ、ざっと、これだけ(まだありそう)の魅力の要素が、
通俗性たっぷりな大筋にうまくからまり、よどみなく出てくる。
見せかたもシャープなので、気持ちいい。
 SFとしては、陳腐で、あんまり評価できないんじゃないのかな。
SFはよくわかんないので、アレですが。
 性的なフックが、あちこちに隠されていて、それが機能しているのも凄い。

 簡単にいうと、ちょっといやらしいとこを足した「ターミネーター」の印象。
そのくせ、後味が妙に「少女漫画」。いろんな味が楽しめます。
 公開時は、「正義の宇宙人が悪い怪獣をおいかけてきて、地球人にのりうつる」
そのプロットがウルトラマンと同じ・・・と言われてましたね。今、思い出した。
 とにかく傑作です。
 DVDは、画質も優秀でした。出したイマジカと紀伊国屋書店はエライ!
b0019643_1662035.jpg

[PR]
by uorya_0hashi | 2005-03-15 16:06 | 映画関連

ホリエモンが勝って


うれしい、花いちもんめ。
ライブドアがどんなとこか
よくわかんないが。

オウムみたいなのだったら、困るけど。
そこは心配なのだが。(どうなんだろうね)

フジテレビのやろうとしたことこそ
無茶苦茶だと思うので、まあ、よかった。

とにかく、裁判所がマトモで良かった。
これで気の狂ったような判決が出たら
ものすごくガックリきていただろうなあ。
裁判所も自民党と同じなんだなあと思っちゃうもんな。

フジテレビ、せめて、ちゃんとよく話し合ってから、
「お前のとこなんか駄目だ!」って言えよな。
門前払いしておいて、駄目だって理由がさっぱりわからん。

それに。
なんか、世間の受け止めかたが、
「パソコンやらインタネットやらよくわからんモンで
荒稼ぎした若造が金にものを言わせて、ひとの会社を
のっとろうとしておる」から、
「よくわからんコンピータの若造」対「慣れ親しんだテレビのお爺さん」
「攻める若造」対「守る年寄り」
に、わかりやすくまとめられてきたのも、なんだかな〜だった。
まあ、それは間違いじゃないんだけどさあ。

パソコンがさわれない年寄りが
パソコンを操る若いのに嫉妬してるだけだろ
というのが根底にあるんで。

そういうのには、ほとほとウンザリしてるからなあ。いろいろと。

でも。
これを機会に、急転直下で
ライブドアとフジテレビが和解。手を取り合って
新しいグループを・・・とか、なったら、
文字どおり「たいしたものだ」「おとなだ」となるんだろうに。

とにかく、これだけ、両方の代表が有名になったのは凄い。
若造とじいさんが大喧嘩して、その果てに、
最後がっちりと握手・・・となったら
若いのから年寄りまでが喜ぶ
最高の通俗ストーリーになるのだが。

ニッポン放送の社長が一番ダメに見えるなあ。
自分で何にも考えてないように見えちゃって。
[PR]
by uorya_0hashi | 2005-03-12 00:25 | その他