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ヤッターマンの話のつづき(前編)

ヤッターマンの2回目、録画したけど、まだ見てません。

それはさておき、某SNSで書いた前回の日記の元記事を読んで、
「オタクではない普通の一般の社会人」の友達、G-1さんが、
「うおりゃーは、なんでそんなにムキになって、ヤッターマンのこと書くの?
どうってことないじゃん、あんなのリメイクアニメのひとつに過ぎないのになあ。」
みたいな感想をくれたんですね。

で、それについて、
「そうか。普通のひとには『業界の背景』とかわからないから、
そう思って、当然だな。いや、実はこういう背景があるんですよ」
と、いうことで、説明を書きました。

そうしたら、いろんなかたからコメントをいただきまして、
なんか「異様に有意義な日記」になったので、
こちらで公開することにしました。
コメントいただいた方の名前は伏せておきます。
なにか不都合ありましたら、連絡ください。

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(2008.01.16記)

あの時間帯で「新作で一話完結で、子供向けギャグアニメ」が
復活したことがスゴイことなんだと思います。

「昔のアニメのリメイク」という点では、目新しくも
なにもないし、これが「深夜わく」なら、無視してると思います。

そこらへんのことを、はじめから説明すると。

「子供むけのアニメ」が、何年か前から、
全然視聴率取れなくなったんですよ。
「塾通いに忙しい」「ゲーム、ケータイで忙しい」とか言われ、
マーチャンダイジングで稼ぐための、一番の武器である
玩具も、全然売れなくなったんです。

まず、平日夕方のゴールデンタイムのアニメが、一部を残して壊滅。
夕方6時台のテレビ東京の枠も、2年くらい前に、
「もう駄目だ」という状態になりました。

で、唯一、「子供向け」で視聴率取れるのが
土日の朝の2〜3時間ということになり、
その時間に、「アニメがやりたい!」と各社が殺到。
需要と供給の原理で、その枠の、値段が高騰しました。

でも、その枠も、どんどん駄目になってるんです。

簡単に言うと、「子供はアニメなんか見ない」ということに
なってきている。

原因はいろいろあるんですが、
制作者側が、ここ10年くらい、「オタク向けアニメ」に力を入れすぎて、
「子供にウケるノウハウ」を忘れてしまった・・・とか
オモチャ屋は、自分とこの玩具の宣伝のためにアニメを作るんですが、
「やりすぎ」て、間口の狭いものばかりになった・・・とか・・・

たとえば、はげしいカードゲームのバトルで、話を盛り上げ、
ひっぱるようなアニメは、ゲームの基礎知識のない子供が、
途中から見ても、全然わかりません。
主人公と敵がにらみ合って、「うんたらかんたら!」と
呪文みたいなことを言って、ビカビカビカ〜!
そんなんばっかりでは、小さな子供、新しいお客さんが
参入してこないんです。

コロコロとかを熱心に読んで、いろんな基礎知識を知ってないと
なにがなんだかさっぱりわかんない。
そういうアニメを連発してきたツケでもあります。

また、「本来子供むけ」のアニメのはずなのに、
「オタク」への目配せとして、エロとか美少女とかメカとか
いろんなオカズが入っていて、それが限度を超えてしまっていて、
子供には、わかりにくく、また
「変なお姉ちゃんがパンツみせてるようなアニメはやだ」とか
いう、ある年齢の子供特有の生真面目さの反感の対象になったりして、
結局、一番見てもらいたい「子供のお客」を逃がしてしまうんです。

これは、アニメだけの話ではなく、
子供向け「まんが」でも全く同じことが起こっています。

いまの小学生は、アニメも見なければ、漫画も読みません。
ゲームもだんだんやらなくなりました。
「塾とケータイに取られた」という話になってますが。

とにかく、そっち方面の業界にいる人間には、危機感があります。

子供が漫画もアニメも見ないと言う事は、
その子供が育って、お兄さんお姉さんになっても、
漫画もアニメも見ない・・・ということになる可能性が高いですから。

いっぽうで、いまの中高生が読むような漫画やアニメは、
オタクじゃないと、読みこなせないような、
「独自の文法」を持ってます。

いまは、そういう「独自の文法を共有し合うオタク仲間」で
盛り上がって、ワイワイ言ってればいいんですが。
将来、そんな「独自の文法の世界」に、
「かんたんな子供まんが」も読み(見る)こなせなかったヒトが
読みにまざってくるでしょうか。

たぶん、どんどん駄目になるだけでしょうね。

だから、是が非でも、はやいところ、
「まともな子供アニメ」「まともな子供漫画」を作って、
いまの子供たちに「まんがというのは面白いものなのだ」と
教えなければいけないんです。

そういう状況下で、アニメのほうでは、
何本かの挑戦作は作られましたが、討ち死に多数。
はんぱな出来だから、当然なんですが。

で、
ヤッターマンの「あの時間」は・・・去年、
「新作アニメじゃなくて、むかしの宇宙戦艦ヤマトを再放送しますわ。
高いお金かけて、新作作るより、そのほうがウケそうだし。安いし」
と、テレビ局が発表したワクなんです。月曜の夜の7時ですよ。

「ついに、アニメ界は見放された」みたいなショックでした。
おおげさにいえば。
ところが、いつのまにか「ヤッターマン復活」ということになった。

どうも、バンダイに押されまくって、ヤバイ、タカラトミーが
大ばくちに出たんですね。

で、あれが、また「オタクむけ」ってことなら
「こりゃあかん」なんですが、
ちゃんと「子供向け」には、なってた。

そこが、「わかってるなあ」と、思いました。

内容的には
本当はもっと、おもしろくないとイカンのですが。
グダグダのグズグズじゃ、ありませんでした。

なんで「わかってるなあ」なのか。

ヤッターマンというのは、一話完結で、毎回同じパターンを
繰り返すアニメで、正義の味方と悪人がバカみたいにはっきりしてる。
で、「ドクロストーン」を巡って・・・とか
目的もはっきりしてます。

こういうモノは、
ドラえもんと同じで、小さな子供にも、簡単に予測がつきます。
「またあんな悪いことをして。きっとこらしめられるよ!」とか
「ほらね!」とか言う、「子供の楽しみ方」に
もっともふさわしいんです。
「おかあさんといっしょ」とかのぬいぐるみ劇と、あんまり変わらない。

大人は「毎回同じだなんてやだ」と思うんですが、
低年齢の子供は「同じだから安心して楽しめる」とか
思うものなんです。(実はそれも程度問題なんですが)

それに、
お笑いがたくさんあって、色も綺麗だし、女の子もかわいいし。
カッコイイシーンもちゃんとあります。

だから、僕は
「ヤッターマンで正解。子供向けになってる、正解。頭いいなあ」
「でも、もっとギャグがおもしろければ言う事なし」
「うまくいってしまうのではないだろうか。意外に」
と、思ってるんです。

本当は、こういうものを「まるっきりの完全新作」で
できればいいんですが、
今の時代は、
「過去にヒットしたもののリメイク」とか保険をつけないと、
お金が集まりません。

「完全新作で、そういうのがウケるよ! 子供には。絶対だって!」と、
俺なんかが力説しても、誰も相手にしてくれません。
漫画ですら、企画が通らない。どうにもなりまへん。

・・・・・そんな状況ですから、
ヤッターマンでいくのは、まったく正しいことだったんじゃないか
と、思います。


ま、案外、すぐ、駄目駄目のグズグズというパターンに
なるかもしれませんけど。そんなのも普通だし。
オモチャが売れなければ、どうにもならなさそうな気配もあるし。

どーなんのかなー?

・・・と、いうわけで、
僕自身は、ヤッターマンにもタツノコ作品にも
ほとんど思い入れはないです。
「子供向け一話完結ギャグ」がひさびさに
良い時間に復活したから、応援したいね・・・とか、そんな感じですね。


Kさん--------------------------------------------------------2008年01月17日 00:07
横から失礼しますが、読んでいて勉強になりました
なるほど、全然知らなかった裏側も少し見えた気がします

うおりゃー---------------------------------------------------2008年01月17日 00:34
>Kさん

「僕の知ってる事」をもとに、「僕が勝手に考えていること」ですので、
実際は「そんなふうには動いてない」かもしれません。

話半分で、読んでおいてください

Oさん-------------------------------------------------------- 2008年01月17日 00:53
ヤッターマンは、もともとタイムボカンシリーズ2作目なわけで・・・

タイムボカンがリメークされないで、また、3作目のゼンダマンではなくて、なぜヤッターマンか? と言うところはどうでしょう?

ま、 なんだかわかりませんが、その辺も考察ほしいっすね。
専門家の皆様の・・・

ヤッターマンはちょっと特別かも。

ヤッターマンはサエテルネ! イイェイイイエイェイ!

うおりゃー-----------------------------------------------------------------------------
>Oさん

パチンコ台になったのも、ヤッターマンですし、
フィギュアになるのも、ヤッターマンの時の3悪ばっかなんですよね。

第一作を作り続けるうち、確立された「ウケるフォーマット」を
ヤッターマンで、最初からやってみた・・・。
タイムボカンがプロトタイプで
ヤッターマンが量産型初号機みたいな感じなんでしょう。

「お話は、いつも同じ、コレの繰り返しのほうが、子供にウケる」と
わかったのがタイムボカンで、
「それを、最初から徹底してみたら、実際、当たった!_つうのが
ヤッターマン。
だから、今、「夢よ、再び」なんでしょうね。

Pさん------------------------------------------------------ 2008年01月17日 01:10
>タイムボカンがリメークされないで、
ヤッターマンが一番放送話数が長い人気番組だったから、チョイスしたのでは。 
 今度のヤッターワン。目つきが怖いんですけど。つり目で。 オリジナルは、ホンワカした顔だったのになぁ。 

うおりゃー------------------------------------------------------------------------------
>Pさん

そう。目つきね。普段は、まぬけな顔のほうがいいね。
戦うときだけ、ガッチャマンみたいな顔してたほうが、いいなあ。
顔つきも「変身」したほうが、70年代的ヒーローでいいね。

Eさん------------------------------------------------------- 2008年01月17日 03:57
これは想像ですけど、ホントはガッチャマンが
やりたかったんではないでしょうか。
玩具的には、こっちの方が引きがありそうだし。
香港でCG映画になるので、同じアニメがカブっちゃだめとか
契約にあったんじゃないかと。

ところで、考えてみると、ガッチャマンって、
戦隊モノの原型なんですね。
同じようなコスチュームで色違いという。
(メンバー構成はX-MENなのか)
チームモノという点では、009とかありましたが、
個性づけに色という要素を持ち込んだのは
ガッチャマンが元祖ではないでしょうか。
まぁ、東映は絶対に認めないでしょうけど。

うおりゃー---------------------------------------------------------------------------
>Eさん

ガッチャマンの前には「月光」があるし、あれは「忍者もの」で、
「山田風太郎」とかがベースにあるし・・・
「山風」は、「影丸」にもなったし、「009」にも、その影はありますよね。
「009」は野球チームだ・・・なんて、石森先生言ってますけど、
あんなの苦しい言い訳なんで・・・。
で、「009」が戦隊につながるんだろうから、
根っこがみんな同じなんで、「どこが元祖か」は、目くそ鼻くそなんじゃ
ないでしょうか。

サイクロップスが、レーサーXとか、いろんな話がありますね。
だから、俺、自分の書いたX−MENにマッハ号書いたんだけどな。
まあ、そういうのは、話としては、大変おもしろいんですが、
あんまり意味ないような。

玩具にするなら、ガッチャマンでしょうね。
CGでやるのも、あれならふさわしい。

香港でガッチャマンやるんですか。
ドニー・イェンがコンドルのジョーやってくんないかな。
ちょっとフケすぎか。もっと若い世代なんだろうな。

香港でガッチャマン・・・と、なったから、
チクショー・・・つうことで、レスキューうんちゃらが出て来たのかも。
大災害のCGなんて、世界のあちこちにバンクがありそうだから、
適当にかき集めれば、安く作れますね。

Gさん------------------------------------------------------ 2008年01月17日 10:37
まさに、そのとおり!

 ホント、今のアニメ産業はヤバイとこに来てます。

 もっと恐ろしいのは業界の誰も、統計データとか産業マーケティングとかのデータを持っていないんですよ。ちゃんとした業界団体すら、ない。

 日本動画協会とかアニメ制作スタジオの親睦団体はあるんだけれど、調査とか分析をする機能も予算もない。著作権とか海外交流とかの研究会とか意見発表など文化系サークル活動はやってるけど、経済活動のための産業研究までは至ってない。

 評論家や研究家ももっぱら作品の内容や作家についての発表だけ。
 …というか、議論の元となるデータがしっかりしてないので、誰もが感覚だけで話してる。

 ゲーム業界の方が、ずっと進んでますね。後から来たのに。
 ハリウッドとかに比べても、大きな違い。

うおりゃー---------------------------------------------------- 2008年01月17日 12:11
>Gさん

コメントありがとうございます。

僕なんかは、Gさんなんかが押し進めた「オタクな流れ」が
「子供アニメ、子供まんが」をぶっ壊したんじゃないか!
とか、言いたい部分もあるんですが、
ここ10〜20年のアニメ、漫画の流れについて、
すんだこと言ってもしょうがないし、
「目の前の商売」がビジネスとして最優先なのは、
Gさんとかの世界だと、当たり前ですからね。わかっております。

統計データとか産業マーケティングとかのデータというのは、
いろんな人を説得するのに、必ず必要なものだと思いますが、
自分なんかは、そういう「数字の世界」については
徹底的に苦手なんです。

感覚でしか、モノを言えません。
・・・と、いうか、「数字」とか言ってるから、よくわかんなくなる
んじゃないの?・・とか、すごく乱暴で、時代遅れで、
ビジネスライクでない考えを持っています。

ただ、僕は、そういうマーケティングの世界の人とか、
アニメこさえて飯食ってる人間じゃなくて、
ただの、学習漫画家ですから、感覚だけで
モノを言うのも、勘弁してください。

ひとつ言えるのは、
アニメとかマンガにかかわる業界の人間の多くが、
いつまでも、所帯を持たず、結婚して、家庭を持っても、
たまたま・・・なのかもしれませんが、子供を持たなかったりする。

そういうことが、すごく多いですよね。
あれが、業界の人間を、感覚的には「いつまでも子供」にとどめてる
ような気がするんですよ。

自分の身近なところに子供がいれば、
「いまの子供も、昔の子供も喜ぶものは、あんまり変わらない」
「息の長い童話や絵本ってあるけど、子供にウケる普遍性って何だろ?」
「むかし、あった、子供時代特有のああいう感覚って、
なんかなくなっちゃったけど、それって、あんまり良くないよな」とか
考えるじゃないですか。

でも、そういうのは、身近に子供がいないと、わかんないんです。

で、いつまでも独身で、オタク歴何十年みたいなのが
現場のリーダーになって、
「やっぱさあ。現代っ子は情報ツールを使いこなして、ファッショナブル
じゃないと・・・。話がどうとかじゃなくて、情報性だヨ!」とか
視聴者である子供のことを考える前に、
タイアップする企業のこととかを優先して、仕切って行く。

「お前、子供のことわかってないだろ」とか言おうものなら、激怒して、
「ちゃんと、いろんな学校や幼稚園を視察した。本も読んでる。
妙なこと言うな!」とか言う。
でも、見てると、頭の中、
「東京の一部の、『お受験』とか言ってるような世帯の子供」の
ことだけだったりするんですね。

田舎で、過疎で、友達の家まで自転車で20分とかいう環境の子供が
「怪しい人が出るから出歩くな」とか言われて、
ひがないちにち、ゲームやってたり、ケータイにのめりこんで、
妙な人間になっていってる・・・・漫画もアニメも、全然見ない。
親は何してんだ? つうと、共働きしないと食えないから働きに。
塾にまかせておけば、なんとかなるだろ・・・みたいな乱暴な考えで、
実は「文章もちゃんと読めない子供」がどんどん増えてます。
そういう、田舎の馬鹿な子供のこととか、眼中にない。

自分に子供があれば、いろんな話が耳に入って来たり、
妙な家庭と関わらざるを得なかったりして・・・
そういう部分で、肌で感覚を感じて。
「いろんな子供がいるよ。ああいう子供にも喜んでもらえるようなのに
しようよ」って、言ってるのに、そういう局面で、
「じゃあ、データを出せ!」とか言われても、
「出るか、そんなもん」とか思います。

エライ人、お金だす人を説得するには、データがなによりも大切だ
ということは、わかってるんですけどね。


話が脱線しましたが、
データが重要だというビジネスの世界の人も
ど田舎に住んで、つまんないアニメ見て、ぶつくさ言ってる売れない漫画家も
「このままではマズいんじゃないか?」という危機感では
同じです。
そこが、本当に「ヤバイ部分」ですよね。

富士山を日向から眺めてる人も、日陰から眺めてる人間も、
衛星つかって、宇宙から眺めてる人も、
「うわあ。やばいなあ、どうすんだろ。」と、危なく思ってるって
感じでしょうか。

すみません。書いてるうちに コーフンしてしまいました。
Gさんにはさんざんお世話になり、本当に、真面目に、尊敬もしております。
ですが、私、根っからの山賊なので、無礼な物言い、お許しください。

Gさん----------------------------------------------------- 2008年01月17日 12:59

お。

 いや、危機的というのはアニメ業界が現状を実感してない…ということなんですよ。数字をちゃんと把握してないから、気づいてない。

 1.子どものアニメ離れ 
 2.子どもの可処分時間の減少 (塾、携帯、ネット)
 3.周辺にある映像タイトル数が多すぎて見きれていない

 という子どもを取り囲む現状が、ちっともアニメ会社や放送局へ伝わっていない。いや、伝わっていても為す術がない…という感じ。

 というかDVDか玩具(ゲーム)が売れないと商売が成り立たない構造なので、どうしても購買力のあるところへしか企画が向けられない。

 僕らが子どもの頃は、お菓子メーカーとかが広告効果がある…として、アニメCMスポンサードをしたもんですが、今は多品種時代となって、ひとつの商品を徹底的に宣伝する時代じゃなくなっちゃった。

 鉄腕アトム(明治製菓チョコ)、エイトマン(ふりかけ)とか、ひとつの商品で1年〜2年もCM打ってたので、番組が維持できた。

 今は少子化となり、こども向けの商品CMを打ちたいメーカーや商品がかなり限られてきた……というのも厳しいところ。

 …という中での『ヤッターマン』のリリースは快挙ですな。

 ホントは、2003年の『鉄腕アトム』がチャンスだったんだけど、手塚プロは致命的な勘違いをしちゃった。
 同作の最大の魅力は、毎回エピソード違いの面白さだったんだけど、なぜか連続ドラマに持って行っちゃった。
 ケロロもドラえもんもちびまるこもしんちゃんも単発エピソードがこども人気の基本条件なのにね。
 結果、惨敗しちゃった。

 こどもが楽しめるアニメ作品が少ない…のは事実。
 
 でも、それはオタク向けアニメが多すぎて埋もれてる…ってこともあるかも。

 まあ、それでも、それなりに、こどもは面白い作品を探してビデオで見てるんじゃないかな。

 ビデオやHDD録画機の普及が進むと放送時間はあまり関係なくなってきます。特にHDDはテープを消耗しないので、感覚的に気軽に録画できるので生活時間と視聴時間との一致が必要なくなる。

 うちの子ども(高校1年男子、小学3年女子)とか、深夜のオタクアニメもケロロ軍曹やキラ☆レボもHDDで見てます。
 リアルタイムで見る回数よりも再生で見ることの方が多い。

 昔は、前夜の番組が学校の話題だったけど、今はそれも失われつつある。こどもの友人関係とか生活環境が、1990年代から激変した。

 アニメ産業においてオタク文化がこども文化を圧迫した…んじゃなく、アニメ産業の方から上客としてのオタクにすり寄ってきたんです。

 90年代初頭に秋葉原電気街振興会のヒトと意見交換した時、オタクの好む町アキハバラ…という僕のコメントは失笑の対象でしかなかった。
 でも、今は彼らの方からオタク相手のビジネスに接近してきてる。 
 あの時、オタク市場を理解できなかった電気店の多く、失笑してた経営者が今はアキハバラにいなくなっちゃった…という。

 オタク、こども、一般。
 アニメ産業が見てるアニメの観客、商品のお客さんは、この順番…で考えられてる。

 アニメ関連ビジネスで、こどもと一般(ファミリー)を一番にしてるのは、版元だと小学館とポプラ社、ベネッセ位。
 玩具・ゲーム系だと、任天堂とバンダイ位。
 タカラトミーは、もともとキャラクタービジネスに乗り切れなかったトミーとバンダイを物真似してきたタカラとの融合がいまひとつ巧く行ってない気がします。 

 とはいえ、これからのアニメ産業の危機とは、今のこども達がアニメの魅力を知らないで育つ=将来のアニメ顧客が減少する…ということなんですね。

   
(後編につづく)
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by uorya_0hashi | 2008-01-26 18:28 | 漫画関連

ヤッターマンの話のつづき(後編)

文章が長過ぎて、ハネラレました。
なので、 ヤッターマンの話のつづき(前編)のつづき。後編です。

うおりゃー-------------------------------------------------- 2008年01月17日 14:33
>Gさん

あ。そういう話なんですか。

それなら、よくわかります。なるほど。
ほとんど同じですね、考えてることは。
僕が勝手に勘違いしてました。ごめんなさい。
「データ」という言葉に過剰反応してしまいました。

色々読むと、
だてに「大親分」じゃないなあ。と、思わされます。

社長には、まだまだ頑張ってもらわないと、困りますね。
早く、なんか「本」とか、書いてください。

>手塚プロは致命的な勘違いをしちゃった。

僕も、まったく同じ感想です。

あれに、小学館側で関わってた人間と知り合いで、
結構な手塚オタなやつなんですが、
「なんで、一話完結で、悪いロボットをやっつけるとか
分かりやすいのにしなかったの?」と聞くと、
「原作は、そんなんじゃない。もっとテーマが重い。それと、もっと
先が気になるようにしなくちゃ駄目なんです」とか言ってました。
で、なんか、どんどん真面目で大きな話でいくことになったみたいですね。

たしかに、手塚先生の言わんとする事を、
今風に伝えようとしてたんですが、
オタクが真面目に見ないと、よくわかんない。
わかったからといって、おもしろいわけでもない。
凄いとか、金かかってるとかは分かるけど、暗くて、
こんなの子供にウケないよ・・・という感じで、
どうでもよくなって、気がついたら終わってました。
あんなの、浦沢せんせのプルートゥと、たいして、変わらないような。?

ついでに言うと。
同様に、「子供むけ」ではなかったんですが、「鉄人」も、
必要以上に重く、陰鬱で、しんどかったなあ。
鉄人なんか、もともと、ただのアクションなのに・・・。
ああいうのを見ると「テーマ重視もホドホドに」と思いますね。
なんで、おまえら、そんなに暗くするんだ。マンガだろ。
というような。

>ケロロもドラえもんもちびまるこもしんちゃんも

まったくそうです。ケロロは一見オタむけで、その実
「藤子漫画のいいとこどり」で、
あれが角川から出たのは「うわ!」だったですね。
小学館が、あれに漫画賞をくれてやったりしてましたが、
「ははは、あんたら、なにやってんの?」とか思いました。

ああいう「わかりやすい構造」で、ちょっと目新しい趣向で
今風の「見せかけ」なら、ちゃんとヒットすると思うんですが。

ただ、いつも「おもちゃ」の制約があるんで、
それをクリアして、なおかつ「イイ感じ」にするのが、
しんどいといえば、しんどい。やんなきゃ、いけないんでしょうが。

あと、脚本家に根性がなくて、
一話完結のしんどさに耐えきれないみたいですね。
一話完結だと、アイデアがおもしろくないと駄目なんですが、
勉強が足りなくて、引き出しが少なすぎて、アイデアが足りず、
つまんない漫才的やりとりで、埋めてしまうモノが多いです。

また、いろんなアニメで、
エヴァ以降、「それらしい謎」を伏線みたいに、
いくつも投げつけておいて、最終回まぎわに、なんとかつなげて
盛り上げるとか、そういうのが多用されてますが、
たいてい、人気なくて、ズブズブに、「伏線未回収」で、終わるので、
「アニメなんか真面目に見てると損する」みたいになってるのも、痛い。

アメ公のアニメは、一話完結が基本で、
ああいう形態だから、「大きなストーリー」は語りにくいんですが、
「一見さんの子供」がいつでも参加できるのが強み。
ああいうのは、とにかく脚本家が賢くないと、しんどいと思います。
けっこう、そのへんが・・・。文芸面の弱さというか。

>アニメ産業においてオタク文化がこども文化を圧迫した…んじゃなく、
>アニメ産業の方から上客としてのオタクにすり寄ってきたんです。

あ、そうですよね。全くそのとおりだ。
玉子が先か鶏か・・・ということではありますが。
苦しくなって、わかりやすいオタクの世界に飛びつき、すがりついたんだ。

で、オタとアニメ産業が、蜜月状態になり、
それが「オープンなもの」とは言えない、
コミケの会場せ行ったり来たりしてるようなものだったから、
だんだん金属疲労というか、煮詰まって、腐り出した。

新しいお客さん(こども)は、ますます遠のく。

>小学館とポプラ社、ベネッセ
>任天堂とバンダイ

バンダイはどうだかわかんないですが、あとは膝を打つ感じです。
任天堂がDSとWiiでやったことを、
他のジャンルでも「できなくてどうする。やるべきでしょう」と
言いたいんですね。
その通りなんじゃないですか。

とにかく「分かりやすくて、そこそこ面白い子供アニメ、まんが」を
「そんなの、すぐに儲かるもんか!」という人たちを説得しながら、
がんばって、作るしかない! そうしないと、未来はない。

と、いうことなんですね。
同感です。

オタの第一世代なんかは、みんな危機感があって、
それぞれ、俺らも、結構、「戦犯」だよな・・とか発言してますね。
そこも、なんつうか、かんつうか。面白いというか。
僕も同じですけれど。

G-1さん-------------------------------------------------------2008年01月17日 19:52
どうも。オタクに憧れてたG−1です。
結局漫画は好きだったんですが、アニメは好きになれなくて録画したテープばっか
増殖させてましたが。

ま、それはどうでも良いですが、
なんかスミマセンな感じになってしまいましたか・・・。
確かにおもちゃとのタイアップや子供が塾や携帯のことなんか頭に有りませんでしたが、非常に分かりやすく説明くださってよく理解できました。

すると今の子供の娯楽って勉強や人とのコミュニケーションになるんでしょうか。
結構枯れてて辛いもんありますね。

まあ前世代向けの保険を掛けてでもやっぱりやらないとアニメを見る=金を落としてくれる人間が育たない=アニメ駄目になっちゃうんでしょうね。
娯楽を育てるって結構厳しいもんですね。

うおりゃー--------------------------------------------------- 2008年01月17日 20:44
>G-1さん

気にしないでください。

キッカケはG-1さんへのレスだったんですが、
書いてるうちに「子供向けアニメ、マンガの状況説明」になってしまいました。

でも、おかげで、
業界の親分のコメントももらえたし、
けっこう有意義な日記になりました。

まあ、いろいろたいへんなんすよ。子供向けの娯楽の業界は。

今の子供の娯楽が、どういうことになってるのかは
くわしくはわかんないのですが、

まず塾に行くので、忙しい。習い事、スポーツ。
合間にDSをやる。ケータイで、メールする。
メールとか掲示板のやりとりを熱心にやらないと、
仲間からハブにされたり、いつのまにかイジメの対象にされかねないので
とにかくコマメにやる。お互いを牽制し合うように。
漫画もアニメも見ない。
据え置き型ゲームも、昔ほどやらない。

・・・とかいうのが、よく聞くパターンですね。
おとなのイヤなところのミニチュアバージョンみたいな。

でも、実際のところは、こんなんばっかでもないです。

ただ、はっきりしてるのは、漫画とか本を読みませんから、
国語力が貧困で、使う語彙も少なく、
表現力、理解力、想像力に劣ります。
驚くくらいに。
漫画なんか、ちょっと難しいと、読めません。わかんない。
「場面転換」とか「時間の経過」が理解できなかったりする。


ついでにいうと、
手先も不器用で、「モノをつくる」ことが遊びを通じて
わかってないから、 ブロックあそびとかをやらせると、
「延々と壁を作る子」がいて、ギョッとさせてくれたり、
昔みたいに、少ないパーツで工夫をして、
「お城を作ろう」「ロケットつくろう」
とかいう才能を発揮する子供は、あんまりいません。

運動能力にも問題があり、小さいときに友達と
とっくみあいなどやってませんから、ケガもしやすい。
野球、サッカー、水泳など習ってる子は、その競技をやってる限りは
優れているのですが、応用力がないというか、
やったことのない「動き」とかはメタメタだったりします。

また、全体的に、子供の頃から「めだつ」ことを嫌がります。
めだつとイジメられる・・・ということなんでしょうが、
「個性豊かに」と教育されるわりには、個性なんてめだちません。
お互いを牽制し合うような、馬鹿げたところがあります。

ついで・・・の話が長くなりましたが、とにかく、
現代の子供は、哀れなくらいに、つまんなくて、ダメな感じになってますよ。
全体的には。

もう駄目なんじゃないかと思ってしまうくらいです。
娯楽どころか、種の存亡のピンチなんじゃないですかね。


う〜ん。また脱線してしまった。どうもイカンな。
ごめんなさい。

Gさん--------------------------------------------------------2008年01月17日 22:06

このログ、有意義でした〜。

 そうそう『鉄腕アトム』は、明らかにスタッフが浦沢さんの『PLUTO』を
意識しすぎて、中途半端な連続シリーズになっちゃったと思う。

 あれは浦沢・長崎コンビだから続いてるんであって、意識して重いテーマにしても
料理人の腕前がともなってない。
ましてこどもは、そんなヘヴィで高級(しかも料理が下手)な料理は求めてないのに。

 僕がプロデューサーだったら、

 1.まず敵や味方のロボットを151体、ずらりと並べる。
 2.ロボットの数え唄を作って名前を覚えやすくする。
 3.カードとかフィギュアとかで集める楽しみを提供する。

 というような、ベタな作戦をとりましたね。

 ゲームと連動できなかった時点で、全然、ダメですよ。
 せっかく、こどもにロボットの仕組みとか種類種族とか機能とかを教えるいい素材だったのに。

 『鉄人28号』は、覚悟して40歳代を狙った深夜枠だったんですが、告知に失敗して昭和三十年代生まれの誰にも放映存在がリーチしてなかった。プロデューサーは「ニュータイプ」誌に誌面作りする…ことばっかり考えてるフシがありました。
 DVDの販売事業者もアニメ専門誌での反応を仕入れの参考にするので、レーベルの担当は安易にここばっかり狙う。
 アニメ専門誌のファンには不向きな作品なのに。
  
 結局、どっちも失敗ですよ。もったいない。

 『エイトマン』もリメイクが迷走を続け、いまだにろくなことになっていないです。まったく嘆かわしい。

 ちゃんとしたレトロも見たいけど、今のこどもにもステレオタイプじゃない、斬新にして興味深いタイトルを見せないと……。

 困りました。

 

 
うおりゃー--------------------------------------------------2008年01月18日 00:19
>Gさん

>1.まず敵や味方のロボットを151体、ずらりと並べる。
 2.ロボットの数え唄を作って名前を覚えやすくする。
 3.カードとかフィギュアとかで集める楽しみを提供する。

ははは。凄いですね。なるほど。
そこまでスキがなく、ビッチリ、コロコロふうにやられると、
それはそれで、ヤな感じもしますが。
でも、「子供好きのする一話完結のフォーマットをなるたけ徹底しろ」
というのは、まったくそのとおりだと思います。

ウルトラマンにも、怪獣がやられない話があったり、
ギャグアニメに泣かせる話があったりするように
「例外」もたまにはあり・・・・という「ゆとり」があれば
幅が広がって、フォーマット&豪華なゆとり・・・で
いい感じになりますよね。

>プロデューサーは「ニュータイプ」誌に誌面作りする…こと
>ばっかり考えてるフシが

そうだったんですか。
ニュータイプじゃ、関係なさそうな。
東スポとかゲンダイとかサンスポに告知したほうが良かったのに。
東スポに「覚えているか! 鉄人のすべて」とか、
記事風の広告載せれば、「おお!」とかなるのにね。
ニュータイプというより、オールドタイプで勝負しないと。

>エイトマン

え? またやるんですか。
リム出版の、すごい映画とか、
江口寿志のそっくりさんが、気合い入れて書いた漫画とか、思い出します。
エイトマン。あれも、レトロ東京が舞台じゃないと、つまんないですよね。
・・・・・ん〜〜〜〜〜。やらなくて、いいのにな。

レトロでやるなら、つのだじろうか、山根あかおに、あおおにとかが
見たいです。ウケるわけないんだろうけど。

>今のこどもにもステレオタイプじゃない、斬新にして興味深いタイトルを

内容的には、ステレオタイプでもいいんじゃないですか。
本質的には、子供の喜ぶものは、変わらないので。
子供ウケするツボを心得てれば、魔法ものでも、発明ものでも、
妖怪退治でも、ずっこけトリオでも、なんでもいいような。

ただ、見かけとか「仕掛け」は、新しく見えないと
埋没しちゃうし、お金が集まらないから、
斬新な外観じゃないと・・・と、おっしゃりたいんだろうけど。
それは、全く、そのとおりですね。
「はっ!」とかいうのがないと。「またか」となりますから。

Gさん---------------------------------------------------- 2008年01月18日 11:03

>今のこどもにもステレオタイプじゃない……

 あ、これも説明不足だった。

 この「ステレオタイプ」ってのは、「対決」「代理バトル」「コレクション系」の玩具×ゲーム連動アニメのことを言いたかったの。

 カプセルやボールやカードやベーゴマから都合のいい鉄砲玉召使いが飛び出すのは、いい加減見直さないと……。

 あ、先のアトムのG案も、ちょっと皮肉だったりします。
 遊戯王で稼がせて貰った立場で言っちゃあかんだろ…なんですけど。

 もっと原点に戻っての「典型例」に、賛成。

 「ステレオタイプ・ルネッサンス」だね。

 今のこどもは、発明とか新兵器とか秘密基地とか、僕らが子どもの頃にわくわくしてたアイテムにはあまり惹かれないみたい。

 世の中で自分らの認識よりも早く新商品が出て、知らないうちに消えてる。秘密基地遊びする空き地もなければ管理も厳しい…時代には、そういうところにイメージが広がらないんでしょうね。

 マガジンやサンデーとかの図解で、マンガキャラやウルトラマンの基地とか超兵器とか面白かったけどなあ。

 
うおりゃー------------------------------------------------ 2008年01月18日 18:45
>Gさん

>「対決」「代理バトル」「コレクション系」の玩具×ゲーム連動アニメ

>カプセルやボールやカードやベーゴマから都合のいい鉄砲玉召使いが
>飛び出すのは、いい加減見直さないと……。

ははは。そうですね。
全くその通りです。泣けてくるくらい、その通り。
もう、本当に、あれの繰り返しでは、
「特別な子」以外、相手にしてくれません。そんな感じです。

>あ、先のアトムのG案も、ちょっと皮肉だったりします。

社長の自虐ギャグは、いつも自信たっぷりなので、
笑っていいのか、汗がでますよ!
顔が見えれば、まだ、よくわかるんですが。ははは。

>世の中で自分らの認識よりも早く新商品が出て、知らないうちに消えてる。

そうですね。
僕らの世代の、いろんな業界人が、
全力で知恵をしぼって、「子供の知恵」というか「工夫の余地」
「遊び方」を、子供の代わりに提案してるんですよね。

まあ、それで、この世界はなりたっているんですが、
Wiiで、任天堂が「いままであんまり聞いた事ないようなコンセプト」を
打ち出して、それなりに支持を得ているように、
アニメの世界なんかでも、
「今までと、ちょっと違う考え方」「ルネサンス」みたいな
コンセプトが、必要なんでしょう。

そういうことを、わかりやすく整理して、
ひとにもわかるように、見せて、人を動かし、お金を集めて、
流れを作って行くような仕事は、
社長みたいな人じゃないと、できませんよ。

社長! なんとかしてくださいっ!
末端の細かい仕事は、俺らみたいなのが、なんぼでもいますから。
いつでも馳せ参じますよ。
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by uorya_0hashi | 2008-01-26 18:25 | 漫画関連

どっちを向いても宇宙

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(2007.12.06記)

前に、日記で
「いらないS−VHSテープあったら、捨てないで
僕にください!」と、書いておいたら、
「あるから、あげますよ」という
やさしい友達が現れ、
段ボールに3箱ぶん、送ってくれました。

ありがたや、ありがたや。
これで、バンバン、D−VHSで録画できる。感謝感激。
ありがとうございます! 本当にありがとう!

・・・・で、中見たら、いろいろ入ってました。

ん? 「キャプテン・フューチャー」というラベルが。
全部で13本。

見てみると、5.6年前かな、BS−2で、「奇跡の再放送」したときのもの。
S−VHSで標準録画してある。
あの再放送の時、最初のほう、たしか4回目かで
録画失敗して、録画計画がメタメタになって、
頭に来て、録画やめちゃったんだよな。

・・・すごいな、これ、みんなあるのか。

見てみます。おー、さすがSの標準録画。綺麗じゃん。
BSだから、ゴーストもないし。

・・・あ。2時間見ちゃった。
いやあ、面白いわ。これ。
すげえ真面目なヒーローアニメ。お手本みたいな。
ちゃんと作ってあるアニメって、今でも面白い。

「未来少年コナン」の後番組のため、
ワリ食ってたけど、面白い。わりと丁寧に作ってある。
声優も豪華。感じがいい。
まじめな広川太一郎、最高だね。
本放送も、ちゃんと見てました。
LPも持ってるよ〜ん。

どっちを向いても宇宙。
どこまで行っても未来♪

・・・・これ、ちょっとツブセないわ。
このまま、とっておこう。
下手にダビもしない。
次世代DVDになら、ピーコするけど。

えー。

ひきつづき、
ご家庭にご不要のS−VHSテープ、D−VHSテープ
ございましたら、哀れな、時代遅れのマニアのために、
遠慮なく送りつけてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。


Gさん---------------------------------------------------------------------------
キャプテンフューチャーのOPはかっこいいですね。
ヒデ夕樹さんの歌声が心地いいです…故人なのが残念ですが。
個人的にヒデ夕樹さんの歌で好きなのは「鉄人タイガーセブン」や
「ブロッカー軍団�マシーンブラスター」の主題歌ですね。

Uさん-------------------------------------------------------------------------------
今年から北多摩住人になったので、年末にある免許の更新には
府中試験場にいくことになりました。

念願の「どっちを向いても府中」が歌えそうです。心の中で。

うおりゃー-----------------------------------------------------------------------
>Gさん
タイガーセブンの歌はいいなあ。
ブロッカー軍団�マシーンブラスターは、
かなりタルイ歌でさあ、やたら、長いんだよな。
グロイザーXみたいな感じで、浪々と歌う。
子供に「一緒に歌おう」って感じの歌じゃないんだよな。

俺、高校の放送部でさあ、
イヤガラセみたいに、あれ、かけたことあるよ。
レット・イット・ビーの後に、
「では、次の曲。ブロッカー軍団、マシンブラスター」
とか、真面目くさって、当たり前のように流す。
気持ちいいくらいに、顰蹙を買いましたね。そんなことばかりしてた。
EPが、どこかにあるはずだな。

って、アンタ、あんなの見た事ないんでしょうが!  その歳じゃ!

>Uさん
>「どっちを向いても府中」

はははははは!
ふっちゅうじんっ。ヘヘイ、ヘイ!(怪人アッカーマンより)


Kさん----------------------------------------------------------------------
放送開始時、スポーツ新聞の紹介記事で
「絵も簡単な未来少年コナンと違って作画も大変だ」…
とか書いてあったのを見た時には一瞬殺意を覚えたものでした(笑
まあ線が多い=物理的手間が増えると言う事自体は間違いとは言えませんが…

BS2の放送の時は、既にケーブルTVは入っていたものの
PCでの録画が画質・容量的にまだかなり厳しかったので
諦めてしまいましたっけ。

辻真先氏の活弁調のナレーションが名調子で好きでしたね。
「フューチャーメンを愛する諸君ならご記憶であろう、この男は以前…」なんて
視聴者を乗せながら説明も済ませちゃったり。

キャプテンが、ある種の女子の人々には凄いツボなキャラなのだと
某氏から聞かされた時は「へ〜〜!??」でしたが
BS2の放送でも、イラスト紹介で
女の子が送って来たギリシャ風半裸コスのキャプテンの絵が紹介されてたりして
なるほどなあ、やはりそうなんだなあ…と勝手に納得したものでした。

そう言えば自分も、上手い絵だとか良い絵だとかは全然思わなくても
ジョーンに微妙にそそられてた気が…(^^;。

OPのタケカワユキヒデVerはなんだかがっくりでしたねえ。
EDも良い曲ですね。泣けます。

ヒデ夕樹氏、良い持ち歌はたくさん有るのに番組がマイナーだったり
巡り合わせに恵まれなかったと言うか…
「マシーンブラスター」の小林亜星演歌は今カラオケで歌うと快感ですね(笑。
個人的には円谷プロの「スターウルフ」主題歌がベスト…

おお、E・ハミルトンのネタに戻った。

よっちん--------------------------------------------------------------
>「マシーンブラスター」

そうねー。嫌がらせみたいに歌うのにはいいかもね。
長いし。

>ジョーンに微妙にそそられてた

まーねー。あの赤いコスチュームの「股間」が。
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by uorya_0hashi | 2008-01-17 21:02 | 漫画関連

ジョニー・トー祭り

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(2007.12.15記)
ゆうべは、ひさびさに
LVP2001で、DVD鑑賞。

何見ようかな・・・ということで、
選んだのが、買ったきりみてなかった
ジョニー・トーの「エレクション〜黒社会〜」。

でも、そのまえに、プロジェクターあったまるまで、
20分くらい、なんか適当に映しておこう・・・と、
同じ監督の『ザ・ミッション 非情の掟」を映しておいたら・・・・
結局、面白過ぎて、またケツまで見ちゃった。
5〜6回目だな、これ見るの。

こんなにかっこ良くて面白い犯罪映画は珍しい。
こまかいアラはあるんだけど、男心にグッとくる、本物。
「ワイルド7」とか望月三起也の漫画を愛するような
男気一直線なマイミクには、絶対オススメ。
ま、もう見てるかもしれませんが。
望月チックなハッタリ画面も出て来ます。
話のテイストにも、ああいう感じがあるなあ。
ガンアクションは中学生センスが爆発してるし。

で、同じ監督の「エレクション〜黒社会〜」。
今年の初めに劇場公開された、香港ヤクザ映画。

ヤクザ組織のボスを、幹部たちの選挙で、選ぶ習わしがあり、
伝統を重んじる温厚なロクと、
なりふりかまわぬ武闘派で凶暴な ディーが、選挙で争う。
で、ディーが、幹部たちの多くを
圧倒的な資金力で買収して、断然優勢だったんだけど、
長老が、「習わしを重んじるものが、正しい」とか言い出し、
年寄りの幹部たちも同調して、選挙ではロクが勝つ。

面白くないディーは、買収したのに裏切った幹部たちを血祭りにあげ、
ヤクザのボスの証である、「龍頭棍」を奪って、
ヤクザ組織をふたつに割ろうとする。

と、いうような、はじまりかた。
簡単に言うと、香港版仁義なき戦い。
暴力と裏切りがてんこもり。
ただし、ガンアクションは封印したのか、まるでなし。
もっと生臭い暴力と殺しが、たくさんつまっています。

映画の撮り方は、ハッタリをわざとおさえたもの。
特に実録風でもない。
そこらへんの路地で、あれ?ヤクザが殺されてるよ・・・みたいな感じ。
たまたま通りかかった歩行者の目線で、血まみれのなぶりごろしが見れます。
だから、よけいに怖かったりする。

結末は、かなりおそろしい終わり方。誰もがびっくりする。

ただ、この映画、続編とセットみたいで、
続編に、完全に話が繋がってる。伏線とかいっぱいあって、
それがそのまんまです。前編だけだと。

もともと3時間を超える「黒社会クロニクル」を
カンヌ映画祭に出すため、前後編に分けたとかいう話。
続きを見なくちゃ、どうしようもない映画。
後編では、前編の権力抗争に翻弄された若手が
実力者になり、いっぽうで、
権力のうまみを知ってどんどん悪くなったロクが
仁義なき戦いの山守親分のようになって、
若手同士に殺し合いをさせていく・・・とかいう話らしい。
エグそうですなあ。

でも、日本では、前編だけ劇場公開して、不入りで早々に打ち切り。
DVDは、すぐに出たんだけど、後編の公開、DVDは音沙汰なし。
ひどいなあ。人気ないんですね。香港映画。韓流とえらい違いだ。
はじめから2枚組で出せよ。そんなの。

しょうがないんで、
後編は、字幕なしの香港DVDで見るつもりなんですが。
こんな映画、俺が字幕なしで見て、わかるのかなあ。
カンフー映画と違うからなあ。

ちなみに、劇場に行けなくて、それから見たくて見たくて、
我慢出来ずに、ついこないだ日本版DVDを買ったんですが、
なんと、来月、WOWOWでハイビジョン放映するみたいです。
この前編。わかってたら、DVD我慢したのになあ。
エイベックスから日本版出たんだけど、高いんだよ、これ。

ま、とにかく、こっちは
「仁義なき戦い」が好きなヒトにオススメ。
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by uorya_0hashi | 2008-01-16 21:16 | 映画関連

カーペンターの夜

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(2007.12.31記)
ゆうべは、大掃除で疲れたので、
もう映画みるだけでいいや・・・何もしたくない
つうことで、DVDをPJ鑑賞しました。

で、見たのが、なぜか、ジョン・カーペンター。
中古で買っておいて、全然見てなかったから。
大昔、ビデオとか劇場で見てますから、
たぶん2.3回めの鑑賞でしょう。

「ゼイリブ」
カーペンターの作品の中でも、もっともダメな映画・・・と
思ってたんですが、今、見ると、実に面白い。

これ、社会の2極化で、世の中が少数の富裕層と、圧倒的多数の貧乏人に
別れちゃった、80〜90年代のアメリカが舞台。

筋肉ムキムキのあんまり頭良くない土方が主人公。
演ずるは、プロレスラー、ロディ・パイパー。気のいいレッドネック。

田舎が不景気で、仕事がなくなったパイパーは
都会で土方をする。
お金ないから、まともなところに住めない。
黒人の気のいい土方が、
ホームレス村みたいな、貧乏コミュニテイに連れてってくれる。

そのホームレス村の脇に、小さな教会があるんだが、
なにやら、怪しい動きをしている。
ある夜、その教会に、機動隊が一斉に殴り込み。
中の人たちをボコボコにする。
ついでにホームレス村も破壊。住むとこなくなる。

ぶっこわされた教会の隠し扉に段ボールがあって、
パイパーは、その中からサングラスを発見。
それをかけてみると、「なんじゃあ、こりゃあ!」

街のポスター、標識、テレビ・・・ありとあらゆるところに
サブリミナルコントロール的な、文字が見える。
「服従しろ」「なにも考えるな」「金が神だ」

さらに、ガイコツみたいな顔の人間も見える。
「金持ち」のほとんどがガイコツだ。

頭の良くない主人公にも、だんだん分かってくる。

「自分の事しか考えてない金持ち」が、実は宇宙人で、
人間のフリをしている。で、そいつらが
テレビをはじめとするサブリミナルコントロールで
貧乏人たちを、より支配しやすい馬鹿にしてきたんだ。
で、俺たちは、宇宙人にいいように搾取されてきた。

パイパーが、マーケットで、ガイコツ老婦人に叫ぶ。
「お前たちは何ものだ! なんて醜い顔をしてやがる!」
「お前も! お前も! お前も化け物だな!」
・・・客観的にみれば、ただのキチガイ。

「我々の姿を見破る人間がいる! つかまえろ!」
警官にも、実は宇宙人というのがたくさんいて、
そいつらがパイパーに、発砲してくる。だが、逆に
パイパー・ラリアットの餌食に。
拳銃とショットガンを手に入れたパイパー。「へへへ。すごいぜ」

「かまわん、あの大男を殺せ!」「なにを! 宇宙人め!」
銃撃戦。宇宙人の警官、多数射殺。
パイパー、銀行に逃げ込む。そこにも宇宙人のガードマン。射殺。
宇宙人の銀行員、射殺。宇宙人の金持ちそうな客、かたっぱしから射殺。
とても土方とは思えない腕前で、大量殺戮。
どこぞの事件を彷彿とさせます。
あのキチガイも、このサングラスをかけていたのか。

大騒ぎになり、逃げ出すパイパー。
知的な美女の運転するBMWをカージャック。彼女のマンションに
逃げ込みます。
「このメガネをかけてみてくれ。世の中の真実が見えるんだ」
「ああ、わかったわ。あとでね」
油断したパイパー、美女に後ろからどつかれ、窓をつきやぶって、
4階くらいの高さから、まっさかさま。
ヒュ〜〜〜ン。ドカ〜〜〜ン! 死んだ!

「いててて。ひでえことしやがる」・・・死にません。痛そうだけど。
身体だけは、異様に丈夫なんです。
美女が警察に連絡。パトカーがたくさん来ます。
「いててて。やべえ。はやく逃げないと。うつつつ・・・」

今度は、親切な黒人の土方に会いに行きます。
「おい。ちょっと話があるんだ」
「馬鹿! おまえ、気でも狂ったか。おまわり、山ほど殺しやがって。
指名手配だぞ。こっち来んな!」
「俺の事を信じろ。このサングラスをかけて、世の中を見るんだ」
「なんだと! このアホ! やなこった! こっち来るな!」
「サングラスをかけろ!」
「やだ!」「かけろって言うのに!」「絶対にやだ!」ボカッ!
「殴ることないだろ!」「うるせえ!」ボカッ!
「いてえな!」「もう頭に来た!」

大男同士の、鈍くて遅くて重〜い殴り合いが5分くらい続きます。
「ハアハア、どうだ、まいったか。このサングラスをかけろ」
「やかましいいいい!」バキッ! ドカッ! グシャッ!
こんどはプロレスまがいの展開に。バックドロップとか。
これが、また5分くらい。10分以上、殴り合いをしている。

ボロボロのボコボコになった黒人が
ムリヤリサングラスをかけさせられる。
「ウソオ! なにこれ! なんだこの文字! うわ! 宇宙人!」
「だから、言ったろ!」ボロボロのパイパーがニッコリ。

この頭の悪さ。たまりません。
頭が悪いから、宇宙人に搾取されるんだろ! とか言いたくなる。

「おのれ、宇宙人め! 俺たちが貧乏なのは、あいつらのしわざだったか!」

かくて、黒人の相棒を得て、パイパーの戦いがますますヒートアップ!
ず〜〜っと、頭のわる〜い鈍い感じが続くんだけど。

どうですか?

「今年、一年、ロクなことがなかったなあ」
「リストラされました」「就職口ないかなあ」「バイト、クビになったぜ」
「みんな小泉改革のせいだ」「お前、自民党に入れたろ」
「年金なんか、とっくの昔に払ってない。
払ってしまった分、返してくれないかなあ」
「彼女は去って行った」「ヨメさん逃げました」
「景気のいいのは、東京で株ころがしてるようなやつらだろ」
「駅前のシャッター街。NOVAも閉まっちゃったし。コンビニだけじゃん」
「グッドウィルって、アコギすぎるよ」
「でも、グッドウィル、無くなると死んじゃうかも」
「ネットカフェ、行く金もねえや」「爺さん、孤独死してた」
「いい会社に勤めてるようなやつの日記読むと、グルメ日記なのな。
えらい違いだぜ」「カップラーメン、値上げだってよ」
「ガソリン高くなったなあ」「車、こないだ手放した」

そんなような一年を、送るにふさわしい、バカ映画。
今、見ると、大傑作に見えますよ。

この映画、公開された当時の日本は、バブリーでしたから、
「アメリカが二極化した空気」には全然ピンとこなかった。
でも、今の日本は、まさに・・・・。
なんという名作なんだ!

宇宙人を倒せ!


もう一本は「パラダイム」。
こっちは、れっきとしたホラーもの。
今、見直すと、「ハッタリ感」があまりない
正統ホラーという感じがすごくあります。こっちも結構、面白かった。
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by uorya_0hashi | 2008-01-16 21:09 | 映画関連

ヤッターマン感想のつづき

新作ヤッターマンの感想(昨日書いた、ここのやつと同じ)
某SNSにも書いたんですが、それに色々濃いコメントがつきました。
で、やりとりの中で、「有益な考え」みたいなものが
出て来たので、身内だけではもったいないので、
ここにも紹介。ハンドルはイニシャルにしました。

内容的には、特に「公開するのに問題が・・・」つうのはないと思うので、
そのまんま、載せます。なんか問題あったら、連絡ください。


K-1さん------------------------------------------------------------------------------------
>顔がイキナリ、モナネコみたいな、白目で口が四角い丸顔のラクガキになる
番組紹介でコレを目にしたおかげで観る気が失せたんですが
総体的にはそんなに悪くは無かったみたいですね。

観ないと何も言えないので今度は観ます。


うおりゃー--------------------------------------------------------------------------------
>K-1さん

ラクガキみたいな顔はね、
とにかく「たのしいアニメだよ〜ん」って、
伝えたかったんじゃない? 子供に。

でも、「ネットの顔文字、みるだけでウザイ」とか思ってる
おとなは、あんなの宣伝されたら
「いやな予感がする。絶対つまんない」って思ってしまうよね。



Rさん--------------------------------------------------------------------------------
>顔がイキナリ、モナネコみたいな、白目で口が四角い丸顔のラクガキになる

ヤッターマンとかって、タツノコのあのリアルなキャラクターが
ギャグをやる、っていうのがいい所だったと思いますんで、
ああいうのとかデフォルメ化とかは、なるべく避けてほしいなあ、
とは思ってます。
でもそれ以外の部分では、なんだかんだで結構楽しめたかなあ。
もっとこなれてきて、悪乗りの部分が多くなってくると、
更に良くなってくると思うんですよね。

個人的には、タツノコ爆発が無かったのが残念かなあ。

うおりゃー--------------------------------------------------------------------
>Rさん

>タツノコのあのリアルなキャラクターが
>ギャグをやる、っていうのがいい所だったと

そうですね。でも、そのノリは、タイムボカンシリーズの後半のほうですよ。
前半は、つとめて「ハクション大魔王ふう」でやってました。

ただ、にたような部分で、気になったのは、
悪役たちが、いつも笑ってるところ。

むしろ、ルゥさんが言わんとしたのは、こっちの話なんじゃないかしら。

ニタニタ笑ってる顔がたくさん出てくると、
それだけで「お笑いマンガだよ〜ん」って、示してる効果はあるんですが。
ギャグやってるやつが、ニタニタ笑ってると、
笑えるようなモノにはなりにくいんです。
当人は真剣なのに、頭が悪いから、馬鹿げたことをしてしまう・・・・
その光景が、滑稽なのに、
ヘラヘラと、最初からふざけてるのは、あんまり良くない。

実際の人間がやるコントなら、
「お前ら、笑いながら、コントやるな!」と言われますね。

ドロンジョがまだ、真剣な顔なのが、救いというか、
「わかってないわけではない」ってことなんだろうけど。
ボヤッキーとトンズラーは、もっと、真剣な顔してたほうがいいね。

主人公も同じ意味で、ヘラヘラしすぎ。
もっと、真剣に熱血漢していてほしい。
「怒りの方向性が違うだろ」とかいうのは、ギャグにもなってないし、
あそこらへんは、ダメですね。

テンション高く熱血漢してて、突然ラクガキになるのなら、
「落差の ギャグ」にはなるから、いいんだけど。
あれじゃ、オチャラケているだけになってしまう。

ま、来週の予告では、ボヤッキーの劇画顔とか出てくるみたいだから、
それも安易だけど、方向性としては間違ってない。
真剣に、激しくアクションをやってるのに、
それがものすごく「くだらない」というやつね。

ま、なんつうか、
あんまりギャグをやったことがない人が
お笑いアニメを勉強しながら作ってる感じがしましたよ。
だから、後の方になれば、よくなるかもしれません。

続くかどうか、みものだけれど.


K-2さん--------------------------------------------------------------------------
ヤッターマン、私も見ました
いやー、あの声が同じなところに感動しました

スッカリ記憶から消えていたサイコロみたいなキャラクターが居たのを、見ていて思い出しました(笑)


うおりゃー-----------------------------------------------------------------------------
そうですよね。
K-2さんの感想が、一番、大多数の大人の感想と同じだと思います。

初めて見る、子供は、どう思うのかなあ。
面白いと言うのだろうか? 知りたい。


K-3さん------------------------------------------------------------------------------
友達の日記にこんなに同じタイトルが並んだ日は初めてです(笑。

他の人のところにコメントに「昔と同じ事やってるだけじゃあ…」
なんてのも有りましたが、
いや、いくつになっても見続けているあなたじゃなくて
これから初めて見る子供たちのために作っているんだから!
とかつい言いたくなりますね。
…いや、そうとは言い切れないのかも知れませんが(^^;

ゴールデンタイムに家族で見られるアニメが壊滅状態になって長いので
タツノコ属性は少ない自分ですが、この枠は成功を期待したいですね〜。
以前の「ブラックジャック」もいろいろ頑張ってはいましたが
最期に路線がフラついてしまったのかなあ。

[日本昔ばなし」が復活し切れなかったのは残念だなあ…
「偉人物語」とか「子ども文庫」とか「赤い鳥」なんて
7時のアニメでやっていた日々が夢の様な。

うおりゃー-----------------------------------------------------------------------------
>K−3さん

>いや、いくつになっても見続けているあなたじゃなくて
>これから初めて見る子供たちのために作っているんだから!

そうそう、そう言う事がいいたいの。

いろんなマンガ、アニメがあっていいと思うんだけど、
一番大事な「子供向け」がガタガタなのがまずいよ。

このヤッターマンの製作発表の前、
この7時枠が「ヤマトの再放送」になるとかいう話が
あったじゃん。
あれは、アニメ会社に任せておいたら、
つまんないオタアニメばかり作りくさって、
金かかるばかりで、子供が見てくれない。どうしてくれる!
そんくらいなら、再放送でいい・・・つうことでしょ。たぶん。

是が非でも、ここは「子供に見てもらわないと」
アニメの新作は深夜のみ・・・つうことになる。

で、なんで子供アニメが、ダメになって、
子供に見向きもされなくなったのか・・・つうと
「塾の問題」とか、いろいろあるんだけど、
内容的な原因のひとつに、
「オタクの意見の取り入れ過ぎ」があると思う。

いつまでも子供のモン、見て、前と同じだ・・・
新味がない・・・とか、簡単に言う
「いつまでも子供のまんまの大人」。
それが、よくいる、浅はかなオタク。

よく考えて、いろいろわかってるオタク・・・
なんつうか・・・自分でなんでもいいから、なんか作ったことのある
オタクは、妙なこと言わないもんだけど、
「消費の名人」というだけで、長年来てしまったひとは、
「オタクのお殿様」になっちゃって、滅茶苦茶言うんだよ。

「お前みたいなオッサンに向けて、
俺たち、このマンガ、作ってないってのに」と、
作品で、ちゃんと知らせているのに、

「いや、これは、ナントカのパクリですな。ナンジャラのやきなおしもある。
ナントカという声優を起用したのは、ウンタラという芸能的つながりで
決まったんでしょう。さすがカンタラ監督、よくわかってらっしゃる」

馬鹿たれ。そんなの、どうでもいいんだ。
できた作品が、子供に受けるかどうかが、一番大事なんだよ。
頼むから、頭の中、リセットしてくれ。

真夜中のアニメは、そういう見方でいいよ。
でも、子供の時間のものは、根本的に違うだろ。

だから、「徹之進」で、徹之進が
「おとなのくせに、アニメなんか見るな!」とか言ったことがあるんだよ。
制作者が、「変なおとな」に振り回されるのに
嫌気がさして、あんな台詞を書いたんだ。

でも、「おとなのくせに、アニメなんか見るな!」というセリフは
大多数のおとなのオタクの反感を買っただけでした。

「アニメなんか、いまや、おとなしか見てねえじゃないか」
「おとなを差別するとは何事!」
「視聴者に挑戦してくる、不埒なアニメ」
とか、言われてたな。いろんなとこで。

あれ、読んで
「なんだ、やっぱりバカばっかりだったノネ」って、思ったもんな。俺。

とにかく、変なおとなの意見を切り分けて考えないと駄目。

子供は、ネットに書き込んだり、手紙で意見なんか伝えて来ないけど、
「つまんないものは見ない」から、なかなか大変だよね。

ブラックジャックは、そんなに真面目に見てなかったけど、
「鉄腕アトム」は、オタ寄りに舵を切って、自爆。
そんなんばっかだよ。最近のは。

ヤッターマンは、
「あ、ちゃんと、役割を果たしている。なにが求められているか、
つかんでるな。いちおうは」と、感じさせたので、
ホメてるの。

墓場鬼太郎は、「水木ファンに最近なったような半可通」に舵を切って、
普通の視聴者に向いてないような気がしたので、
ボロカスに書きました。

当たってれば、いいんだけどね。僕の言ってる事が。


Pさん------------------------------------------------------------------------------
ちょっとテンポが良くなかったかかと。
それでいて、ヤッターマン登場させる手順がクドイとか、
見せること忙しかったか。
現代的にと言いつつもスタッフには古くからタツノコ人脈持ってきているし。
そのうちテンポは掴めてくるでしょうか。

キャラデザインが、今では「ふたりはプリキュア」漫画の、上北ふたご先生でした。
これ1年くらい放送するんでしょうか。 それだけは気になる。

うおりゃー--------------------------------------------------------------
>Pさん

テンポはよくなかったよ。
なんか、リアクションが変だった。
あれ、登場人物ごとにカメラを切り替える作画にしないで、
同一フレームに二人入れて、「間髪入れず」でやればいいのにな。
漫才みたいに。あれじゃ、ちょっとトロくさい。
作画が丁寧すぎて、しゃべりながら「いちいち動く」のも、
本格的ではあるんだが、テンポはトロくなる。
「動く紙芝居」で、「スライド」するだけ・・・とか、やってなかった。
あんまり。
でも、そうすると、丁寧な印象になって、
スピード感とかなくなるような気がする。

マイメロみたいなハイテンションギャグアニメを見慣れてると、
モタってるなあ・・・と、思うかも。

ただ、あんまり早すぎると、小さな子供はついて来れなくて、
チャカチャカめまぐるしいのを楽しいって、勘違いするだけに
なるので・・・程度問題なんでしょうね。

編集段階で、テンポいじくるような時間的ゆとりは普通、ないって
いうからなあ。テンポって、すごく難しいんだってさ。
「早くして、つめこむ」のは、わりとラクだけど、
「緩急のコントロール」なんて、劇場作品じゃないと、できないんだって。
リテイクのゆとりなんかないってことで。

トロいぶん、声優の勢いある芝居で、なんとかする・・・
というのもあるらしいけど、
お年寄りが多いのもなあ。
うまい声優さんでも、完成したアニメが目の前にないと、やりようがない
という話もありますよね。

K-4さん------------------------------------------------------------------------
僕の友達の日記もこの話題一色です。

>これ1年くらい放送するんでしょうか。
視聴率次第でやはり深夜送りではないかと。

それはともかく、この話、リメークじゃないですか? なんか見た覚えがあるのですが、思い過ごしならすみません。

うおりゃー-----------------------------------------------------------------------
>K-4さん

えーとね。インチキカーで大儲け・・・のくだりは
見た事ありますね。
全部がリメークなのかなあ。わかんないな。
「タイムボカン大全」とか読めばわかるんだろうけど、
ま、どうでもいいね。それは。


Fさん------------------------------------------------------------------------
ミニカーマニアの視点で言いますと、
あのインチキカーがどう見ても童夢零(ゼロ)という
量産化されなかった幻の国産スーパーカーだったんで、
その「量産化」というネタに愛を感じてよかったです(笑)。

あのクソオープニングソングさえ無けりゃ〜なぁ…。
世良氏は自分の仕事してると思うけど、
彼に持ってったプロデューサーがアホですな。

山本正之さんが、その辺の無念振りを吐露されてるのを読んだだけに、
なお一層、許せない感じです。同じ思いの人は多かったみたいで、
ニコ動でも山本さんに歌を入れ替えたバージョンがいっぱい上がってます(笑)。


うおりゃー--------------------------------------------------------------
>童夢零(ゼロ)

あ。これかあ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/童夢-零

ンな、マニアックなネタだったのね。しょうがねえなあ。

>山本正之さんが、その辺の無念振りを吐露されてるのを読んだ

さがしたけど、本家の文章は消えてた。
ここに「おおまかな話」は書いてあった。下の方に。
http://a.hatena.ne.jp/minusdriver/?of=40&gid=null

歌については、全然思い入れがないんで、
どうでもいいというか、考えなかったよ。
「誰が歌ってるのかな? あんまり良くないね」くらいの感じだったね。
「こんなんだったら、違う曲に変えればいい・・・」というような
気もした。ま、全然、どうでもよかったです。
ホントはヤッターマンにも、それほど「思い入れ」はない。

なんか最近、マンガの音楽も、注目され過ぎで
「取り合い」とか「大物が手を出してくる」とかいろいろあるんだなあ。
「入札」とか、あるの? 公共事業みたいだな。

子供が聞いて楽しくて、子供が歌いやすくて・・・つうのなら
なんでもいいような気がするんだけど。個人的には。

「歌手の売り出し」に上手に使われるようになって
もう結構、時がたつけど、実は、かなり、うっとおしいね。


Fさん--------------------------------------------------------------
山本氏の発言はココで読めます。

(・・・ここに「消された発言」があるサイトのURLが)


うおりゃー----------------------------------------------------------
>山本氏の発言

うわ! なんつうか、かんつうか。 読んだぞ!

なんで、こんな「だまし討ち」みたいなことするかねえ?
少しずつ、だまして、だまして、だまして、だまして
最後は「日程の都合で」で押し切る。
キッタネエやりかた。

「いろんな都合で、M.S.さん(使用されている歌手)に決まっちゃってます。
ホントは山本先生に相談して決めなくちゃいけないんですが、
すみません! ごめんなさい!」って
最初に言えばいいじゃねえか。

「思い入れたっぷりの山本さん、ジャマでしょうがねえな。
どうやったら、俺の都合がいいように持って行けるかな?
メンドクサイけど、ジイサン、少しずつ、だまくらかすか?
リフォーム詐欺と同じで、最初に信用させて、どんどん騙して
にっちもさっちもいかなくなるトコまで持って行こう。」

・・・と、いうような腹黒さが、見え隠れしますねえ。
こんな毒物まきちらして、周りを殺して行くようなこと
やったら、長期的に見たら、マイナスしかないと思うんだけどなあ。

まあ、もちろん、ホントのとこは、わかりませんがね。
誰にもわからないような理由があるのかもしれないし。

確かに、「こんなの」読んでたら、
あのオープニングの音楽、聞くだけでムカムカするかもなあ。

--------------------------------------------------------------------------
まあ、こんなとこですね。
ここらで、この話題は打ち止め。
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by uorya_0hashi | 2008-01-15 17:12 | 漫画関連

ヤッターマン

オープニングの絵は、カートゥン・ネットワーク調の
線が太くて、ポップな感じで、大変良い。
外国の市場も意識してるのかな。

三悪の声は昔のまま、歳取っても元気なのがいいねえ。
他の声優もうまい。

1話だから、作画もがんばってて、文句ない。キレイだなあ。
お色気も、現代の「とにかくウルサイ風潮」のなか、
ちゃんとやってました。
オッパイさわるのが、何話まで、許されるかが、見もの。

アクションシ−ンの監督が別建てで、
ハデなシーンもよく書けてた。必要以上に凄いとも、いえる。
こんな出来で、ずっと続いたら、凄いけど。
まあ、ないんだろうな、さすがに。

全体的には、「現代オタク向けアニメ」に、変にすることなく、
「ケロロ軍曹」レベルのオタク的めくばせにとどめて、
30分一話完結の「子供むけギャグアニメ」として、
非常によろしい出来だと思いました。

「ケロロ」とか「マイメロ」「徹之進」が
オタアニメから、子供向けアニメに戻ってきていて、
「ヤッターマン」も、その流れをキッチリふまえて、
作られたような感じがする。
たぶん「子供を、あの時間のテレビに呼び戻す」のがテーマでしょう。

そんなふうに見ると。
子供が見て「なにがなんだかよくわかんない」というところもなく、
「こども受け」するような部分は、きちんと押さえて
作ってあった。たぶん、子供が見てくれれば、
人気は定着すると思います。見てくれるかが心配だけど、
後番組がコナンだから、けっこう2本連続で
イケてしまうかもしれない。

オタクなお兄さんお姉さん、
オタクなオッサンオバハンには
「なんだこんなもんか」という評価でしょうね。
普通の、「あー昔見てたなあ」という、大人には
充分楽しめたと思いますが。

で、ギャグの部分。
これは、俺の専門だからナ。一応。どうしても、辛くなる。

ま、でも、昔のヤッターマンも、こんなもんだったから、
あんまり変わらないと言えます。
変わらないから、まだ良かったと言える。
変なふうに、オタク受けを狙い過ぎて、自爆した・・・とか
そういうのはありませんでした。

ただ、あれだけ、作画力のあるスタッフがいるなら、
あの「絵にかける労力」をギャグにも適切に使って欲しい。

ドロンジョたちが、インチキスポーツカーを作って荒稼ぎするんだけど、
そのスポーツカーが、運転中に、
ボンネットは開くわ、ドアは開いて落ちるわ、トランクも開くし、
最後、バラバラになる・・・という
サイレント映画のころからある「定石ギャグ」をやってるんだけど、

あそこは、ちゃんとキッチリ作画して、
カッコツケたセレブな兄ちゃんが「やった!新車を買ったぞ」とか
言って、彼女を横にのせて運転。

突然ボンネットが開いて、「うわ! 前が見えない」
「ひいい!ドアが!」とか、運転手の反応を段取りで見せて、
イスのバネがビヨンと伸びて、屋根に頭ぶつけて、
「ぐわー! いてええ!」
つきやぶって、屋根に穴あけて、上から情けない顔が出て、コブ。
ボンネットからエンジンがボワンと火を噴いて、
顔が真っ黒こげになり、つぎつぎと、外装の鉄板がボロボロはずれて、
シャーシだけになり、シャーシもどんどん壊れていって、
最後、黒こげの二人がハンドルだけ持って、
車のタイヤに乗って、曲芸状態になる・・・とか。

そういうのが「定石」だろ。

まあ、そんなにやったら、全体のバランスが変になるから
やれないんだろうけどさ。

言いたいのは、
「笑いをとるところでは、ちゃんと笑いを取れよ! 絵で!」
ということですね。そこがハンパです。

「徹之進」の時みたいに、中国のヘタクソが作画してるんじゃなくて、
あんなムダにすごいアクションシーン書けるスタッフが
いるんだからさあ。タツノコって、凄いけど、
パワーつかう方向性が間違ってるぞ。
すごいアクションは、他でやれよ。他で!

あと、インチキカーの話なのに、悪役メカが東京タワーなのも変。
ふつう、車の話なら、クルマの悪役だろ。
あれ、たぶん、スポンサー絡みの配慮なんじゃねえの。
わかんねえけどさ。

インチキカーと東京タワーは、関係ないし、
ドクロストーン指輪をはめてる「自由の女神」も
全体の流れに関係なく、唐突。東京マッドタウンも同じ。
「現代的な東京の風物」を見せたかっただけ。

なんか、ネタに統一感がない。
なんであんなことすんだろ。 ダメだ! イカン!

オチの「おしおきだべ〜」で、突然、インディ・ジョーンズの
大玉転がしが出てくるのもなあ。関係ない。流れに。

「東京タワー」の流れなら、「おしおきだべ〜」のタイミングで
本物の東京タワーの足下が爆破されて、「は?」
とかなって、東京タワーが3バカに倒れかかってくる。
「うそおおおお!」で、 顔んとこがカゲになってきて、
3馬鹿が、くずれてきた東京タワーを避けようと必死に
自転車を漕ぐ。
でも、ギリギリで間に合わなくて、
てっぺんのハリみたいなアンテナに、ドカーン!と押しつぶされて、
3馬鹿が、うなぎの蒲焼きみたいに、押しつぶされる。

・・・・とか、そのくらい、やれ!

・・・無理か。
それこそムダのような気もして来た。書いてて。
そんな馬鹿なギャグを何十万何百万もつかって
やってもしょうがないような気もするな。

まあ、でも、大玉転がしが出て来て、
3馬鹿の「ぎゃ〜!」とかいう声だけが、東京タワーにこだまして
終わり・・・というのは、あまりに
「だったら、やるなよ。大玉出すな!」というヘナヘナさだよな。
最低限、大玉に潰されるところを、絵で見せて欲しい。

ギャグとか、お笑いというのは、
「あからさまに見せる」のがセオリーで、
「逃げ」もアリなんだけど、逃げればたいてい、笑えないよね。

・・・なあんちゃって。

でも、昔の ヤッターマンも全然出来がよくなくて、
こんなもんだった・・・つうより、昔のほうがノリはあっても、
粗かったから、こっちのほうが出来はいいよ。全然良い。
一話完結だし、初回で登場人物紹介もあるから、
充分、キッチリ、こなして、主役二人の甘い関係も書いてたし、
ドロンジョたちについても、初めて見た子供でも
なんとなくわかるように書けてたから、かなりいい出来だよね。
「意外性」「新しさ」はまるでないけど。

ただなあ。
現代ギャグアニメとか漫画の、トレードマークみたいな・・・
顔がイキナリ、モナネコみたいな、白目で口が四角い丸顔の
ラクガキになるのは、どうも苦手ですね。

あれを出しておけば「ギャグです。この作品は」っていう
トレ−ドマークになるから、良い・・・つうことだろうし、
漫画好きの子供なら、あのラクガキ顔を期待してることは
間違いないんだろうけど、安直な手法だけに、あんまり好きじゃない。
個人的な好き嫌いだけど。

「あれをやってください」とかいう人もいるんだよな。
でも、途中でラクガキになるのは、もういいよ。やりすぎ。

ま、とにかく、もうちょっと
「お笑い」「ギャグ方面」にパワーを配分すると、
もっと良かったです。
がんばれ!  タツノコのギャグ担当!
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by uorya_0hashi | 2008-01-14 22:24 | 漫画関連

絶滅危惧ビデオ大全

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絶滅危惧ビデオ大全
三才ブックス
著作/植地 毅

ゴミみたいなビデオを、古本屋とかレンタルショップのワゴン等から漁る趣味
・・・絶版ビデオハントという趣味があります。
 全盛期は、DVD時代の直前で、93〜98年とかそのくらいでした。
小さな街のレンタルショップが片っ端からつぶれ、
今のツタヤとかゲオとかの巨大レンタルショップのみの状況に切り替わる端境期。

 そのころ、いろんなところで、
ビデオバブル期に出された膨大な量の中古ビデオが、
不良在庫として、叩き売られていました。
名作もありましたが、ほとんどはクズみたいなビデオ・・・。

 同時にそのころ、今の「映画秘宝」につながる「悪趣味洋画劇場」という
ムックが出版され、「ダメ映画を愛でる」という鑑賞法が定着しました。
 で、物好きなハンターたちは、秘宝系の情報、ネットでのマニア情報をもとに、
かたっぱしから絶版ビデオをハンティング。
初期のヤフオクでは、そういうビデオの落札価格が大変なことになっていました。

 そのあと、99年ごろから、DVD時代に突入し、
メジャー系の優良作品はほとんどが高画質になってDVD化。
マイナーなカルト作も、ネット上の、「絶版ビデオハンター情報」をもとに、
どんどんDVDになりました。

 で、いまや、次世代DVD時代直前。
DVDですら、価格破壊の廉価盤。投げ売りは当たり前という状況。
 まして、VHSなんてものは、ゴミ扱いもいいところ。
1本100円は当たり前。10円とか3円なんてのもあります。

 この状況で「絶滅危惧ビデオ」ガイドとして出版されたのがこの本。
絶版ビデオハント全盛期のころならともかく、今、出すというのが凄いです。
本屋で見つけて、驚きました。

 読んでみると、「今がこういう本を出す最後のチャンス。
今語らないと、未来永劫語るチャンスなんてない」ということらしいのですが。
それは確かにそうですね。

 ゴミになったビデオの中でも極めつけのゴミに、
ほとんど無理矢理価値を見いだし、
「もしかしたら面白いかも」と思わせる、作者のその手腕。
そして、ゴミを愛するこころ。
最高です。
さすが、ジャンクなサブカル全盛期に、面白い本を何冊も送り出した作者ならでは。

 でも、この本読んで「このビデオ見てみたい」とか思って、苦労して、
お金も使って、ブツをゲットしたりすると・・・
結構ガックリくるだろうな。
本だけ読んで、想像の世界で夢をふくらませていたほうが良いと思います。

 カバーのマッドマックス調の巨乳姉ちゃんといい、
良く見ないと書名がわからないような、暗さ全開のデザインといい、
全体が、90年代なかばの「悪趣味ブーム」を彷彿させるし、
まさに、すべてが過ぎ去って、終わっちゃった後の墓標というか、
鎮魂歌というか。ダメなビデオバブル時代への落とし前。
全体的に、マカロニウェスタンの悲しげな鐘の音が聞こえて来そうな色合いです。

(2007.09.08記)(あるSNSのレビューコーナーに書きました)
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by uorya_0hashi | 2008-01-14 15:33 | ジャンクな文化

深夜アニメ「墓場鬼太郎」

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録画して、さっき、見ました。

つまんない。ダメです。

原作どおりというか、
原作の絵、そっくりにアニメにしてるんですが、
そこが完全に勘違い。

水木しげるの絵って、
絵そのものに「時間が封じ込まれて」いて、
「異様に書き込まれた背景」とか、
アメコミのホラー漫画チックな「恐怖の表情」とか、
そういう場面で、目を止めて、
舐めるように味わうのが醍醐味。

つまり、そのコマに目をとどめる時間は、
「現在の漫画を読むスピード」より、全然長くて、
「一枚絵を鑑賞する」くらいの時間をかけたりする。

そういう読み方を、つい、してしまうようなところがあり、
それが、お話を読むとき、
読者が、自発的に「緩急」とか「間」をつけてしまう・・・
そして、それが「恐怖にむすびつく情緒」になっているんです。

でも、このアニメ「墓場鬼太郎」は、
原作の絵をなぞるように尊重しつつ、
そういう「緩急」とか「間」を
「時間軸が決まってる映像作品」として、「独自」に
計算してつくっていない。

「映像作品」ですから、
ジックリ「間」を取りたいときは、
その部分、実際に、時間をかけて、見せるしかないのに、
30分で、「これだけの話を消化しなくちゃいけない」ということに
こりかたまって、
「原作そっくりの絵」を少しずつ、動かして、
パッパカパッパカ、カットを切り替えていきます。

現代の日本アニメは、異様にカット数が多いんですが、
この墓場鬼太郎も異様に多くて、
絵を味わう「間」もないですし、めまぐるしく、
情緒がもりあがらない。

怪奇映画なんか、出だしのところは、
ロング〜ミディアムを多用して、カット数も少なく、
長回しとか、できるだけ「フツーに」少しずつ怪異を見せていき、
盛り上がってきたら、クローズアップで感情を書き、
クライマックスでアクション、こまかいカットを繋げて
動きと緊迫感・・・とか、
見せ方は決まり切っていると思うのに、
この馬鹿アニメは、最初から、
クローズアップだらけだし、カットはこまかいし、
登場人物が、どこにいるのかわかりにくいし、
時間も夜なんだか、昼なんだか、わかりにくいし、
キャラクターに感情移入するエピソードもないし、
いいところ、探すの難しいです。

原作どおりなんだけどなあ。ほぼ。
「幽霊の血を輸血する」というくだりと、
「生まれたばかりの鬼太郎が墓石に目玉ぶつけて失明する」
というところが、変な感じにごまかされてましたが。

原作どおりに「アニメにしたから」、こんなに駄目なんでしょう。
だいたい30分に、いろいろ詰め込みすぎる。
これじゃ、初回から「総集編」みたいだ。

原作を尊重しつつ、30分のアニメとして、ふさわしい内容に
刈り込んで、「一番言いたいこと」をもっと
絞って、「恐怖アニメとして、面白いもの」を目指すべきでした。
狙いとして、「怖くしたい」のは明白なのに、
ひとつも怖くない。
アニメ作品として、どういうコトを観客の感情に訴える
べきなのか、よくわかんなくなってる。

「原作どおりですよ。つまんなきゃ、原作のせい」
とでも、いいたいのかな。無責任なんだよナ。

オープニングテーマのところの、水木漫画をそのまま
紙芝居アニメにしたような部分のほうが、
水木漫画の「味わい」「情緒」をそのまま味わえるため、
あの部分のほうが、はるかに面白く感じられた。
あのままのテイストで、「簡易アニメ」でやったほうが、
全然イイと思うんだけどなあ。

とにかく、普通のアニメより、ずっと、お金はかかってる雰囲気なのに、
これだけつまんないのは、かなり悲しい。すごい無駄遣い。
「原作そのまま」というコンセプトが
「大間違い」だった・・・・ということでしょうな。

いやあ、僕、水木ファン40年ですからねえ。
原作に近いだけ、許せないような気もするな。
こんなにつまんないと。

(2008.01.11記)
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by uorya_0hashi | 2008-01-14 13:47 | 漫画関連

新幹線大爆破

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きのうは、鉄オタの長男の誕生日でした。
もう19歳なんで、「おたんじょうび」なことは
特にやりませんでしたが、
夜、「なんか見たい映画ない?」と聞くと
「ひさびさに新幹線大爆破を見たい」なんて言う。

この映画は、長男が幼稚園のころから
「新幹線が出てくる凄い映画があるのだ」とか言って、
僕が何度も見せて来た映画。
WOWOWをS−VHS録画したやつですな。

何度といっても、5〜6回だと思いますが。
「ばくはつしんかんせん、すごお〜い!」とか
なんとか、舌足らずの子供が言ってたのを思い出します。
こんな映画、幼稚園児に見せてどうする・・・という気もしますね。

でも、そうだな、ここ5〜6年は、見ていなかったと思います。
大画面システムでS-VHS見るの、しんどいので。
でも、こないだ、中古DVDで二千なんぼでしたので、買いました。

と、いうわけで、DVDで鑑賞「新幹線大爆破」。
さすがDVD。充分綺麗です。
模型も合成もわかりまくり。

内容については、有名な映画なので、あんまり今更言う事ありません。
「スピード」の元ネタ。
本当に面白い映画。相当にがんばってる。

高度成長社会からドロップアウトした「負け組」トリオが、
高度成長期のシンボル、新幹線に爆弾をしかけて、
日本政府をゆすり、一発逆転の大金獲得を計画。

犠牲者ゼロの完全犯罪のつもりだったが、
国家の犬の警察に、計画をグチャグチャにされ、メンバーの2人まで死ぬ。
警察は「実は乗客の命よりも、犯人逮捕のほうが大事」で、
警察の判断ミスで、乗客たちはますますピンチになる。

結局、国鉄が、上(管理職側)から下(労組側)まで一丸となって、
爆弾処理に努力し、乗客を助ける。

最後、生き残った犯人も、金を受け取り、国外逃亡寸前で
警察に撃たれて死ぬ。

この映画、「負け組のルサンチマン、一発逆転狙いの映画」なんですね。
「男たちの挽歌」とか「ワイルドバンチ」と同じ。
いかにも「映画秘宝」的。
忘れ去られた人間の、社会に対する復讐。

前に見た時は、パニックやらサスペンスとか
オールスターの出演陣に気が向きましたが、
今見ると、なにより、そういう「おっさん達の一発逆転」に気が入る。
そんだけオヤジになったんでしょうね。僕が。

お話のディテールにはアラもあるんですが、
面白くするために効果を上げてるので、何も問題ないですね。凄いな。

鉄オタの息子いわく、
「脚本家が鉄ちゃんなんじゃないか? そうじゃないと、もっと
デタラメになるはず。鉄オタがジックリ調べて、話を作った感じがする」

たしかに、そんな感じもあります。

なんといっても、
国鉄マンをヒーローに書いてますから。
スーパージャイアンツの宇津井健が、一番の善玉だし。
新幹線運転手は千葉真一。国鉄総裁は志村喬。歴代ヒーロー勢揃い。
キケロのジョーも、キャプテンウルトラも国鉄マンだあ。
とにかく、線路のポイントの切り替えの人まで、一丸となって、
ピンチに立ち向かい、ピンチをクリアしていく。
・・・なんて、かっこいいんだ。ほれぼれする。

「新幹線を爆発させるとは!」とか言って、映画製作に
協力しなかった本物の国鉄はバカですね。
ちゃんと脚本読まなかったんだろうな。
で、「八甲田山」に金出したり、わけわかんないよ。

とにかく、この映画で一番悪いのは警察。
犯人逮捕にしゃにむに頑張り、どんどん状況を悪くしていく。
「逮捕は後回しにして、乗客の救出が先決ですね。
つかまえても、黙秘されると、時間ギレになりますからな。わかりました」
とか、最初に国鉄側と約束してるのに、目の前に犯人が出てくると、
「つかまえろ〜!」

馬鹿だよ、それじゃ。で、犯人のメンバー殺しちゃって、
「爆弾処理の方法がわからなくなったら、どうする!」とか、なじられる。
これを何度もくりかえすんだもん。
捜査は優秀だが、判断が乱暴で、馬鹿なドーベルマンのようだ。

死んでいった負け組の犯人たちも、かっこいいです。
一発逆転を狙って、立ち上がり、決行した。

俺もなんか、企まないといかんな!

(2008.01.06記)
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by uorya_0hashi | 2008-01-14 13:44 | 映画関連