<   2013年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

年賀状2012

えー。なんか・・・仕事の「見本」になりそうなモンを
あんまり考えないで、ダラダラ公開していくことにしました。

これは、2012年の年賀状用イラスト。
毎年、「その前の年になんらかのカタチで活躍した うおりゃー!大橋キャラ 全員集合」
というのが、「恒例」になってます。
b0019643_1312036.jpg


上に飛んでるのは「まんが47都道府県研究レポート(偕成社 全6巻)」の
「風のまたさぼろう」と「リョーコちゃん」。
元々は新聞連載のものでしたが、2011年あたりから「単行本化」のため、
全面改訂作業に入ってたんですね。だから、描いたんです。
http://www.kaiseisha.co.jp/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage_set.tpl&product_id=6430&category_id=33&vmcchk=1&option=com_virtuemart&Itemid=78

その後ろに飛んでる雪だるまは、またさぼろうのいとこで、
富山県出身の雪の妖精「雪のまたとけろう」。
黒部ダムとかの「雪解け水」の仕組みを説明するためのキャラ。
単行本3巻に出てきます。単行本編集の担当者(女性)お気に入り。(だから描いた)

左上の黒いのは「人食いカゲボウシ」。
家の光協会の学習誌「ちゃぐりん」の読者ページに出て来た悪役。

右に飛んでいる白い犬も、またさぼろうのイトコで
「こんぴらさんの いぬさぼろう」。香川県金比羅山の金比羅犬伝説の説明役。

真ん中の走ってる少女は「ちゃぐりん」読者ページの進行役、「安倍川きなこ」。
「おしゃれで怪力」という設定のキャラ。

その左後ろも、読者ページ「ちゃぐりん広場」の「恵野大地」。
大地というキャラは、読者ページのコーナーごとにコスプレするんですが、
「挑戦!4コマン」という読者の描いた4コマ漫画のコーナーの時の格好で、
「4コマン」つうのに変身してます。

その左のオッサンが、学研「大人の科学」用に描いた「痛風のひみつ」という学習漫画の
主人公で、「痛風になる係長」。
「痛風になるとこんなに痛いぞ」という痛みを感じるための
「バーチャルリアリティヘルメット」をかぶっております。
さんざん痛みを疑似体験したのに、暴飲暴食して、ホントに痛風になる「こりないオヤジ」。
今年、この漫画が載ってる単行本も出ました。
http://natalie.mu/comic/news/90212

下のほう、小さいのの一番左が「クレヨンしんちゃん」。さすがに正面描いてません。
前の年に、この本が出たからですね。
http://uorya0.exblog.jp/14433234/

その右のベロ出した怪人は、農協関連の雑誌「家の光」に登場した怪人。
「家の光」で「農業戦隊セイネンジャー」の取材をして、
それを写真漫画にする・・・という仕事がありまして、
写真撮影の前に「安く作れる悪役キャラ考えてくれ」というので、
パーティグッズ組み合わせた「激安悪役怪人」を考案。採用されて、
セイネンジャーと戦ったキャラ。
セイネンシャーのブログはここ。
http://www.kaiseisha.co.jp/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage_set.tpl&product_id=6430&category_id=33&vmcchk=1&option=com_virtuemart&Itemid=78

真ん中の犬は「ウチの愛犬 ぶんた」。「でんでんむし」とともに、
誰も知らないようなジミな地域の媒体に描いたカット。

右の方のホネのキャラは「ポッキン」と言いまして、

面白いほどよくわかる人体のしくみ―複雑な「体内の宇宙」が図解とイラストで一目でわかる (学校で教えない教科書) 日本文芸社

という本に出てくる「解説キャラ」。
「面白いほどよくわかる人体のしくみ」という本は、けっこう前に出た本なんですが、
コレのイラスト流用したムックが出たんですよ。2011年に。だから描きました。

「ポッキン」というのは、「コ○コ○」でも「ボ○ボ○」でも企画立てて
持ち込んでいたのですが、いろいろあって日の目見なかったキャラ。
結局「人体のしくみ」という、大人むけの本に流用し、はじめて登場させました。
どっかで「漫画本編」描かせてもらいたいところ。

ポッキンの右は「東スポはかせ」ですね。
なんでも知っているが、ロクなことしない、いつでも貧乏な博士。
http://tohspohaka.exblog.jp

東スポから仕事来なくなったので、先ほど説明した「痛風のひみつ」という学習漫画で
「ドクター役」として登場。
「痛風になる係長」に、自分が発明した「バーチャルリアリティヘルメット」かぶせて、
強烈な痛風の痛みをムリヤリ疑似体験させて、面白がりながら、説明してくれます。
よくある「学習漫画のはかせ」とは違って、
何でも知ってるが「あまり性格は良く無い」「友達いないだろ」というところが個性的。
もっと活躍させたいですなあ。




2013年(今年)は、都合により、とうとう年賀状出せませんでした。
すみません。2014年は出しますから、ヨロシク。
[PR]
by uorya_0hashi | 2013-11-23 14:04 | お仕事関連

ファミコンマン2013

前の記事の続きです。

これは、「スーパーファミコンマン」ですね。
「スーパーファミコン」の雑誌だか、攻略本にチョロっと書きました。
ファミコンって、上から見てて、逆さまにしますと、
「なんとなくロボットの顔みたいに見える」。
そんな感じで描いたヒーローですね。
スーパーファミコンって、初代ファミコンのデザインをそのまま近未来風に洗練させたような感じ。
色も抑えてあって、なかなかカッコイイですねー。
b0019643_19324316.jpg


で、これが「スーパーワルオブラジャーズ」。
b0019643_19461594.jpg


次に説明する「ファミコンマン」の宿敵です。
男のくせにブラジャーを愛用してる変態で、某有名ゲームキャラとは「他人のそら似」。

「ワリオ」という悪役が公式で登場する、何年か前に「すでに登場させていた」キャラです。
「ファミコンマンの悪役、どんなのがいいかなあ?」と担当に相談したら、
「マ○オってさ、ドンキー○ングでは悪役だったんだよ。だからマ○オのパロディでいいよ!」
とかいうので、なんかこんな感じに。
「ブラジャーズ」という、思いきりしょうもないダジャレは
「いかにも小学生男子の喜びそうなしょうもなさだな!」ということで、すごく気に入っています。

このオッサンが、小学校の校門の前で
ゼビウスそっくりの「キネウス」(実は餅つきのゲーム)とか「ノンキーコング」とか
「ワルキューリの冒険」(黄瓜が戦う)とか
「セルだの冒険」(歩いてると道にアニメのセルが落ちていて、セルだ!)とか、
もうあんまりよく覚えていませんが、なんかそんなインチキなゲームを安売りしてまして、
小学生が騙されて買っちゃって、被害にあって激怒する。なんかそんなのが最初なんですね。

で、「ファミコンマン」。
b0019643_1946555.jpg


実業之日本社が、ファミコンブーム初期に、たくさんの攻略本、
「マル秘技百科」(ケイブンシャの大百科そっくりなやつ)を出してました。
編集やってたのは、どれもこれも「スタジオハード」という編プロだったのですが。

そこの作ったファミコン本に片っ端から載っていた「ファミコンマン伝説」という
「連作」の主人公なんです。

今の攻略本は、メーカーから資料とか情報をもらって、それで制作しているのですが。
初期の頃は、メーカーは「ゲームを作るだけ」で、情報なんかくれませんでした。
あまりにも急に市場が開けたため、対応できなかったんです。

そこで、編集サイドでは「ゲーム中毒の大学生」などをアルバイトに雇い、
どんどんゲームをやり進めて、それをビデオに録画したり、
画面を写真撮影して、セロハンテープで繋ぎ合わせたりして・・・
自分とこで、「マップ」を作って、それを今度は縮小コピーかけて小さくして、
トレスして、それに水彩で着色して、「編集部でマップ作っていました」。
もちろん、裏技とかバグもどんどんやりこんでいって、解析していく。

そんなやりかたですから、「駄目だ。攻略本の締め切りに間に合わないや」とか、
「苦労して、最終局面のマップまで出来たのだが、最後にメーカーに許可もらいに言ったら、
それは書くな! と言われてしまった」とか、いろいろ起こるわけです。

で、台割なんてとうの昔に出来てますから、「このままだと白いページができてしまう」。
そこで、「なんでもいいから、漫画描いてページ埋めてくれ」となるわけ。

で、僕に仕事が来るわけです。

「本当になんでもいいんだよね?」てな感じで、
攻略本の「ゲームの本当の主人公」とは別に「ファミコンマン」という謎のヒーローが
「ゲームの舞台、世界」などに現れ、悪の首領「スーパーワルオブラジャーズ」と
戦う(たいがいゲーム世界の悪役とワルオはグルになっている)という、
なんだかよくわからない・・・

「随分勝手な事やってるなあ」という漫画が、
「全く関係のないいろんなメーカー」の攻略本に、なぜか連載されていて、

攻略本読んでる子供たちが「あれ? また変な漫画が載ってる?」とか
混乱するような・・・「よくそんなことが許されたな」という奇跡が起こってたわけです。

ゲーム好きな小学生以外は誰も気づいていない。気づいたところで誰も得しない漫画でした。

ただ、何度も言うが・・・
よくこんなの、○天堂が許していたなあ。ちゃんとチェック出してたんですけどね。
当時は、やはり・・・○天堂さんも忙しすぎたのでしょう。
[PR]
by uorya_0hashi | 2013-11-22 20:13 | お仕事関連

PCエンジンマン2013

えー。漫画の仕事はやっております。
前ほど忙しくないですが。

以前あった、自分のホームページ「怪力漫画館」がなくなってしまったので、
しょうがないから、こちらの「血染めの鉄鎚」を
お仕事のための、「営業用」に充実させよう・・・と、なんかそんなことで。
「何にも仕事してない」みたいに思われるとアレですので。

一部、他のSNSに書いた文章と重複しますが、「営業用」です。これは。

とりあえず、最近書いたイラストです。

80年代後半、最初のファミコンブームや
その後のテレビゲームブームのとき、
「攻略本」や「マル秘技大百科」なんていう子供向けの本や
「ゲーム雑誌」に、「ゲーム機」のハードそのものを擬人化して描いて、
それを語り部にソフトを紹介したり、
「攻略本」のオマケ漫画を描いてました。

「そのキャラを久々に書き下ろしてほしい」との依頼があったんです。
「レトロゲームの中古販売業者」から。ホームページに使いたいんですって。

b0019643_18584490.jpg

小学館の「月刊PCエンジン」という雑誌に、創刊号から休刊号まで活躍した
「PCエンジンマン」です。
創刊準備号だかに「これがPCエンジンだ!」とかいう、説明のための
「学習漫画」みたいなのがあり、そこで「説明役」として誕生。
「斬新なデザインだ!」と編集長から褒められて、
創刊号からずっと、雑誌の読者ページの「怪力美術館」というイラスト投稿コーナーの
ナビゲーター役でした。PCエンジン本体が黒くバージョンアップされたりすると、
このキャラもそのデザインに合わせてバージョンアップしてゆきました。

b0019643_195725.jpg

PCエンジンというのは「コア構想」といって、本体に周辺機器をどんどんくっつけていって、
バージョンアップしていくというのがウリになってました。確か、そうです。
で、メディアをHuカードから、大容量のCDロムに替えるため、CDロム用の
ドライブが売り出された。本体に「合体」させて使うわけです。

で、そのとき「PCエンジンマンの助手(女キャラ) CDロム子のデザイン大募集!」とか
誌面で募集して、採用されたのがコレ。一番気に入った作品をアレンジしたもの。

PCエンジンマンが「合体させろ!」と口説くというアイデアもありましたが、
もちろん没になりました。そんなの当然だろ!

b0019643_19132940.jpg

PCエンジンマンのライバル「キャプテン・メガ」。
セガのメガドライブが元ネタ。「月刊PCエンジン」に乱入し、
PCエンジンマンをぶん殴って、「怪力美術館」を占拠。
常連投稿者の作品を全部ボツにして、新人のあんまり上手ではないイラストを片っ端から採用。
読者ページの「下克上」を強引に展開し、自らのシンパをふやし、
「やがては月刊PCエンジンをメガドライブ一色に塗りつぶそう」と企む悪の権化。
なんていう設定で、読者ページを盛り上げるつもりで出て来た悪役ですね。
実際は思ったような展開にならず、なんかすぐにPCエンジンマンと仲良しになり、
フェードアウトしてしまいました。

PCエンジンの雑誌に、セガのゲームが悪役として出てくる・・・というのは、
あまりに斬新で、乱暴。
今やったら、どっちのメーカーからもクレーム来ると思いますが、
当時は大雑把で、どっちからも・・・担当してる編集者からも、何も言われなかった。
「はははは。いいんじゃないですか。盛り上がれば」てなかんじ。

昔はよかった。(てな感じで続きます)
[PR]
by uorya_0hashi | 2013-11-22 19:27 | お仕事関連